リクエストありがとうございます!


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レッスン終わりのスタジオは、まだ熱気が残っていた。



「保乃、大丈夫?」



鏡越しに声をかけたのはひかるだった。

端の方で、保乃は少し俯いたまま、呼吸を整えている。



「うん、大丈夫。ちょっと疲れただけ。」



そう言って笑うけど、その笑顔はどこか無理をしているのがすぐにわかった。



ここ最近ずっとそうだった。

仕事もレッスンも全力で、誰よりも手を抜かない。

でも、その分無理しているのが見ていてわかる。



「無理しすぎじゃない?」



「してないって。平気平気」



軽く流される。そのいつものやり取り。



でも、その"いつも"は突然崩れた。



次のフリ確認に入ったときだった。



数歩踏み出した保乃の動きが、ふっと止まる。



「あれ...」



次の瞬間、力が抜けるように崩れ落ちた。



「保乃ちゃん!?」



ひかるの声がスタジオを響く。



慌てて駆け寄ると、ぐったりとした体。

額に触れると、じんわり熱い。



「誰かスタッフさんよんで!」



周りも騒然として、保乃はすぐに医務室へ運ばれた。


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静かな医務室。



白いベッドの上で、保乃は眠っている。

点滴の音が小さく響いていた。



ひかるは、その隣の椅子に座ったまま動けなかった。



「......大丈夫って言ってたじゃん」



ぽつりと、誰にも聞かせるわけでもなく呟く。



手をそっと握ると、思ったよりも冷たくて胸が締め付けられた。



どれだけ無理してたのか、いまさら実感する。



「ちゃんと頼ってよ.....」



声が少し震える。



その時、指先がわずかに動いた。



「.....ひーちゃん?」



「保乃ちゃん!」



顔をあげると、ゆっくり目を開けた保乃と目があった。



「ごめん.....心配かけた?」



「当たり前じゃん」



少し強めに言ってしまう。

でも、その目はもう怒ってなくて、ただ安心していた。



「無理してるの、バレバレだったよ」



「....バレてた?」



「うん。めちゃくちゃ」



保乃は苦笑いする。



少しの沈黙の後、ひかるが続ける。



「なんでそこまで頑張るの?」



「...みんなに迷惑かけたくなくて」



その一言に、ひかるは小さく息をついた。



「もうかけてるよ」



「え?」



「倒れるほうが、よっぽど心配かけるから。」



まっすぐな言葉だった



保乃は少しだけ目を伏せる。



「......そっか」



「ちゃんと頼って。私いるし」



ひかるはそう言って、握っていた手に力を込める。



「ひーちゃんに?」



「うん。私に」



少し照れたように笑う



保乃もつられて笑った



「じゃあ...ちょっとだけ甘えてもいい?」



「"ちょっと"じゃなくていい」



即答だった。



その言葉に、保乃の目が少し潤む。



「ありがと....」



「とりあえず今日はちゃんと休むこと。命令ね」



「はいはい」



でも、その返事はさっきよりもずっと素直だった。


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静かな部屋の中。



握られた手は、もう冷たくなかった。



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いつも久しぶりでごめんなさい!

受験生になったので気まぐれ更新です!

リクエストくれるとマジで嬉しいです!

なんでもいいです!

なんかリクエストしたけど違ったなとかも、言ってくれると嬉しいです!

よろしくお願いします!