リクエストありがとうございます!
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私には部活に大好きな先輩がいる。
石森璃花さん。
優しくて、面倒見が良くて、後輩の私にもいつも自然に話しかけてくれる。
だからこそ、私はいつからか、先輩としてじゃなく1人の女性として、璃花さんを見るようになっていた。
でも。
この気持ちを伝えるつもりなんてなかった。
だって私は後輩で、璃花さんは先輩。
もし告白して気まずくなったら。
今までみたいに話せなくなったら。
そう考えると、怖かった。
だからずっと隠していた。
「美青、今日一緒に帰る?」
練習が終わった後、璃花さんが声をかけてきた。
「えっ.....あ、はい!」
嬉しい。
ただ一緒に帰るだけなのに、胸が苦しくなるくらい嬉しい。
「じゃあ、着替えてくるね」
「はい」
璃花さんを待っている間、私は何度も深呼吸をした。
今日こそ。
今日こそ、言えたらいいのに
「お待たせ」
「.....っ」
「どうしたの?」
「な、なんでもないです」
危ない。
先輩が近くに来ただけで顔が熱くなる。
こんなんじゃ、絶対バレる
.....でも、璃花さんは気づいていない
そう思っていた。
帰り道。
「今日の練習、きつかったね」
「はい.....最後のメニュー結構きつかったです」
「美青、最後まで頑張ってたじゃん」
「見てたんですか?」
「うん。見てたよ」
まただ。
璃花さんは、こういうことをさらっと言う。
「....ありがとうございます」
私は前を向いた。
心臓がうるさい
「美青?」
「はい?」
「今日、なんか変じゃない?」
「.....え?」
「いつもより静か」
「そ、そうですか?」
「うん」
璃花さんは私の顔を覗き込む。
近い。
近すぎる。
「顔赤いけど、大丈夫?」
「大丈夫です!」
思わず声が高くなった。
「あはは、そっか」
璃花さんは笑った。
私は知らない
その笑顔の裏で先輩が何を考えているかなんて。
ただ、私はずっと、
バレてないよね。
そう思っていた
駅が近づいてきた。
今日も会えなかった
結局、何度も言おうとしたのに。
「璃花さん」
「ん?」
「.....あの」
「うん?」
「.....今日、一緒に帰れて嬉しかったです」
本当に言いたかったことは別にある。
でも、それが精一杯だった。
「私も嬉しかったよ」
「........」
まただ
そう言うことを言われると、もっと好きになる
「じゃあ、また明日ね」
璃花さんが手を振る。
私はその背中を見つめた。
__待って。
行かないで
今言わなかったら、きっとまた後悔する。
私は走って追いついた。
「璃花さん!」
「ん?」
璃花さんが振り返る。
「どうしたの?」
私は息を整える。
手が震えていた。
「私.....璃花さんに、言いたいことがあって」
「うん」
璃花さんは急かさずに待ってくれる。
「私......」
喉が詰まる。
でも、もう逃げたくなかった
「璃花さんのことが.....好きです」
言った。
とうとう言ってしまった
恥ずかしくて、顔を上げられない。
「......」
返事がない。
怖くなってゆっくり顔を上げる。
すると璃花さんは、優しく笑っていた
「.....やっと言ってくれた」
「.....え?」
「待ってたんだけど」
「.....待ってた?」
私は意味がわからず、璃花さんを見る。
「はい.....?」
璃花さんは少し笑う。
「美青が私のこと好きなの、知ってたよ」
「.....えっ」
「ずっと前から」
「嘘.....」
「ほんと」
頭が真っ白になる。
「私、隠してるつもりだったのに.....」
「うん。美青は隠してるつもりだったと思う」
「.....恥ずかしいです」
「ふふっ」
璃花さんが笑う
「でもね」
少しだけ真剣な顔になる
「私も、美青のこと好きだよ」
「.....え?」
「後輩としてじゃなくて」
その言葉に、胸がいっぱいになる
「私も、美青が好き」
「.....本当に?」
「本当」
璃花さんは笑った。
「だから、ずっと待ってた」
「.....私が言うのを?」
「うん」
「なんで璃花さんから言ってくれなかったんですか......」
「だって」
璃花さんは少しイタズラっぽく笑った
「美青の口から聞きたかったから」
「......ずるいです」
「そう?」
「ずっと1人で悩んでたのに.....」
「ごめんね」
そう言いながら、璃花さんは笑っている
でも、その笑顔がすごく嬉しそうで。
私もつられて笑ってしまった
「....じゃあ、これからも先輩と後輩ですか?」
璃花さんは少し考えてから、
「それもそうだけど」
と笑った。
「それだけじゃないでしょ?」
「.....はい」
帰り道。
私はいつもより少しだけ近く璃花さんの隣を歩いた。
ずっと言えなかった気持ち。
ずっと隠してた気持ち。
それが今日、ちゃんと届いた。
そして___
「美青」
「はい?」
「好きだよ」
もう一度そう言われて
私は嬉しくて、少しだけ笑った
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久しぶりに書きました。
最後までありがとうございます!
リクエスト待ってます!

