♥️エンジェル👼投資家の山野由里です♥️

✨このblogでは、若いイケメンくんが、穴が空くほど見つめた1万円札のことを書きます❗

15日日曜日の夜

一日中オットとウチにいるのが、辛くなって来たので外の空気にあたりに。六本木に着いたのは夜の7時半頃ね。
新国立美術館近くの目的のお店は早じまいしていたので、あたりをさまよっても、気が重くてつまらない。
六本木ヒルズ➕富士フイルム(唯一含み損拡大中)うんと離れた場所にある古巣のエルカフェに。
エルカフェ・ラティーノは老舗のDanceBARです
毎週わたしがcocktail作って貰ったRickyは、どうしてるのかな?と。
1月末に、いつものように「また、ね。」と指切りげんまん、お別れしたまま。
人がとても少なくて、違う街みたい。
途中のお店でライブハウスは閉店の張り紙。
道にたくさんいたガールズバーの客引きの女の子たちもいない。



途中のバーニーズは、もうSALEしていた。
仕入れた時期に、コロナはないし、春は人は外にいないから在庫がたくさん。パワフルなSALEなんだろうなとは思うけど。
デザインの素敵なのも贅沢の華で、買う人がいないと、アーティストは困る😰 

途中のカジノは満員でした。

エルカフェのひっそりした店先にいると、見たことないスタッフさんが、駆け寄ってきて「どうぞ!どうぞ!」
でも、わたし、様子を見に来ただけなんだわね。「お客さんいる?」と聞いたら、彼は言い淀んで「今、お客さん5人くらいです」 
5人なんて、聞いたら、帰れないじゃん。
検温
手の消毒
靴の裏の消毒


こんな人たちは誰もいなくて、

この4人だけ。
オーナーのアリさん含めて4人の店員さん。Rickyは2月にここを卒業したとのこと。
Rickyのcocktailが飲みたかったな、と言うと、若い店員さんはボクもcocktail作れます! ちなみにボクもRichardと言います。よろしくお願いいたします!」

お客さん、わたし、1人です。

オーナーのAliさんは、わたしに声をかけようか、かけまいか迷ってくれていたみたいで、後ろに回ったり、横に来たり。
最近、テレビに出たみたいね。


若い店員さんのRichardさんと、ホルヘの話をして、「あんな人いないよ、天才だよ、鳥肌立つよ!」ラテンやコロナの話をしました。

壁にはNo Danceと張り紙。

Richardは、Brazilからお父さんお母さんと家族で日本に来たのが16歳の時だとか、サンパウロ生まれだとか。
「仕事は永く土木工事していて、力持ちだから、少しもつらいとは思わなかったけど、ラテンダンスの世界を知ったら、2度とは土木に戻れない。こんなにみんなと楽しめる世界があるなんて!」

と目をキラキラさせて、

「この店は、3か月も売上ゼロ。
やっと6月からお店を開けたけど、踊れないから、ただの居酒屋になってる。でも、何としても閉めたくない。またみんなと踊りたい、みんな頑張ってる。」

お客さんもスタッフさんも、長く日本にいるガイジンさん、心の拠り所だったんだね。

とかなんとか、話してくれているうち、新しいお客さん2人組が2組。ガイジンさん。ソーシャルディスタンスを意識した変なhugしてる。タコ🐙みたいに、くねらせて、工夫してて、笑いました。
お客さんはわたしを含めて5人に。

みんなで少し世間話して、わたしはcocktail2杯貰い、お会計は1800円。エントランスはfreeでした。

五千円札を出して、3200円のお釣りを受け取り、

お財布に綺麗な1万円札が1枚あったから、若いRickyに渡した。

??

寄付よ。ドネート。



えっお願いお願いお願い 
目が輝いて✨


両手で1万円札を広げてシッカリ掴んで、穴が空くほど1万円札を見つめていて、
(この子にあげた方がよかったか? )と一瞬


ああ!  
あー! うー・・・
こんなお客さんがいるから、この仕事は辞められない!
アリさんが喜ぶよ!
と言いながら、パンパンパン!とリズムよくレジに5桁打ち込んでいた。

わたしは、
「1万円札出してよかったな、わたしの1万円札は成仏したな」と思いました。

若いRickyはわたしに両手を差し出してくれて、わたしの右手をそうっと押しいただくようにしてくれた。
雅子さまの気分だわ。←冗談ですよ、念のため。

こうして、第1回エルカフェ訪問終わり。

友だちから、六本木なんてまだアブナイよ、と叱られたけど、次は慎重にします。

小雨に打たれて、帰り途、バラを自分のために買いました。