入院中の娘に代わり、
不動産を見るために大阪へ。
けれどLDKに接する2部屋とも廊下がなく、
プライバシーを保ちにくい間取り
廊下って気分転換にもなるんだな?
今回の物件は、
両隣さんは広めの角部屋で
当該物件は
真ん中に挟まれた小さな部屋でした。
全室に梁があり、圧迫感を感じます。
青年不動産屋さんは言います。
「娘さんからは“タワーで”とご依頼を受けています。
タワーでコンパクトなお部屋は、数が少ないんです。」
一通り内覧を済ませて玄関で、
「物置みたいなものがありますか?」と訊ねると、
「物置はありません」と2人のエージェントが声を揃えますが、
勘のいい売主さんが私の問いの意味を取り、
中国語で
「あるよ」と内廊下の壁面を鍵で開けてくれました。
そこには1.5畳ほどの収納。
大きなスーツケースが5個ほど並んでいました。
エージェントたちは
「こんなところにあるなんて、知りませんでした」と。
「物置」
いえ、正確には“トランクルーム”。
所有物件に似た区画があります。
たった1畳サイズでも、シッカリ鍵があり、
そしてジミに管理費が発生します。
内覧後、駅近のカフェで待ち合わせをしまして、
青年が問いかけます。
👦⭐️「娘さんは、小さい頃からずっとタワー暮らしだったのですか?
タワーが条件なので。」
👩🦱「?!
私たちが今、タワーに住んで快適だからかもしれませんね。」
彼は続けました。
👦⭐️「人間は、暮らしのランクを落とせません。
お母さまのオススメの4,000万円程度の物件では、娘さんは絶対、受付ないと思います!
そして、タワーだと最低でも今日ご覧の物件6,000万台が最低です。」
(6,000万台というても
6,980は7,000です)
――でも。
リアルな数字の世界です。
無理をしてでも手に入れたいのか。
自分の中で折り合いをつけて身の丈かそれより引く設定するのか。
それは本人が決めること。
私たち夫婦は
「足りないから出してあげる」という選択は考えていません。
親がなけなしの(!)お金を差し出して、
その後うまくいった例を私はあまり知りません。
その後、二人でスマートフォンを広げ、
「例えばこれは?」「こちらならどうでしょう?」と
物件の感想を交換し、大体の目星をつけました。
最後に
「今日はありがとうございました。
娘には自分の与信をきちんと調べるように伝えます。」
娘が知人のご紹介でご縁をいただいた青年
しっかりしていて礼儀正しい方でした。
「今後ともよろしくお願いします」と
お礼を伝えてお別れしました。
入院中の娘が
「ひえええぇ~……」と声を上げたのは
という数字と
覚悟してない「諸経費」(だよね)

