今日は、
なんだかとても寂しかった。
そしてなんだかとても泣きたかった。
だから…

[Netflix 泣ける映画]で検索🔍して、
出てきた映画🎞を見てみた。

この映画
『 きみに読む物語  』
は、1940年代に出会った男女と現代で年老いた二人の過去と現代を交差するように描いた恋愛物語。


ノアの一途な気持ち。
アリーの一途な気持ち。
お互い、すれ違ってしまって次の恋に進もうとするけれど、本気で愛せない。愛したいのに…
でもできない。
その自分との葛藤。
そんな時に運命の再会。
また想いが溢れてきてしまう。

そこで問いかけられる。


『What do you want?』

キミはどうしたいの?
30年後・40年後キミのとなりにいるのは誰?



そんな質問の答えはもうアリーの中では出ているのに、
自分勝手な想いで誰かが傷ついてしまう。


階級が厳しかった少し昔の時代。
でも、時代は違えど、
私はアリーの気持ちがとてもよく分かる。
女の子ってみんなこんな感じ。
頭の中ぐちゃぐちゃ。何も分からない。
でも1つ正しい真実は、
「あなたを愛している」
それだけは何故かハッキリと理解できる。



何回も、何回も、
アリーが自分の前から離れてしまったのに
それでも愛す。
それでもそれでも想い続ける、ノア。
ノアの元に行ってしまいそうなアリーを
力尽くで止めるのではなく
アリーの選択に任せるロン。
ノアもロンも、
アリーがどうありたいかを尊重してる。
素敵。
これこそ本当に愛しているってこと。
相手を尊重できている。
真実の愛。


最愛のアリーは、
認知症になってしまってノアを忘れてしまうの。
でも、ノアは諦めずに
アリーに自分たちの物語を読み聞かせするの。
思い出すなんてないって周りに言われながら
ノアは諦めずに聞かせ続けるの。
そしたら、思い出すの!
これは自分たちの物語だって。アリーは思い出すの。
でのそんなの束の間。
またすぐにアリーは忘れてしまって、
「あなた誰!助けて!襲われる!」
って興奮してしまって。鎮静剤を打たれる姿を
ノアは見るの…
でも一生懸命読んで聞かせてたその物語を書いたのはアリーだった。
「愛の物語 
アリー・カルフーン著
最愛のノアへ
これを読んでくれたら 私はあなたの元へ」
ノアがアリーに聞かせる物語
ではなくて、
アリーがノアに聞かせる物語
だった。


アリーがノアに聞いた。
「あなたに聞きたい事があるの。
私たちの愛は奇跡を起こすと思う?
私たちは一生に死ねるのかしら。」
ノアは
「私たちの愛に不可能はない」
って答えるの。
それで一緒に寝るの…
永遠の眠りにつくの。
2人で…手を繋いだまま。
これが2人が起こした最後の愛の奇跡だった。

真実の愛
愛するとは何か。
手には掴めない物。
でもとても素敵で輝かしくて…愛おしいもの。