入院してから5時間ほど経って陣痛室へ移動
子宮口7cm~8cmと言われてから一向に進まず、
赤ちゃんも降りてこず、陣痛室でまだ耐え続ける
強烈すぎる痛みに根を上げ始めたころ、

「まだ動けるうちに分娩台に移ろうか」
と言われ移動。
そのときの先生と助産師さんとの会話が
「出そう?」
子宮口8cm~9cmやけど、
ほっといても降りてこないからもう無理矢理破水させて出すわ~」

その時の心境
「そうなの?そんな事出来るの??
うおぉ。。。終らせてくれ~~!!!」

と言ってもね、自然分娩ですからね、
方法は一つしか無いじゃないですか。。。

ということで、助産師さんに破水させてもらい、
そこからは壮絶ないきみ合戦。
なんせ、子宮口全開になってないし、
あかちゃん降りて来てないし。。。
「頭大きいなぁ、だから出てこないだろうなぁ」

泣きたい。
もう諦めたい。
一時停止ボタンどこですか??

両足を抱えるのに力が足りなかったので、
左脚を旦那に右脚を助産師さんに引っ張ってもらい、
「いきめてないよ!もっと腹筋使って!
お母さんしか頑張れないよ!諦めない!!」
と叱咤激励いただきながら頑張る事1時間

先生がやって来て会陰切開。
痛かったけど、もう何が痛いのか分からない。。。
ずっと脚の付け根が痛いままなので陣痛が来てるのもわからない。
ひたすらお腹を触って張ってるのを確認しながらいきむ。。。
(普通は分娩直前は腰が痛くなる物らしい。。。)

「次で出すぞ!!がんばれよ!」
の先生のかけ声で先生がお腹の上から押し、助産師さんが下からひっぱり
渾身の力を振り絞って3度いきんで!!やっと頭が出ました。

そこからはゆっくりゆっくり力を入れて
陣痛開始から22時間
大きな大きな産声を聞く事が出来ました。

「うわ、大きいな!こりゃあ3500あるわ。
頭大きすぎて形変えてたから出てくるの時間掛かったんやね。」

はいどうぞ~と生まれたてのひーちゃんをお腹に乗せてもらいました。
確かに頭が長く伸びてました。

そうこうしているうちに胎盤も無事に出て
「はい、お世話になった胎盤だよ!」と持たせてもらいましたが、
先生、私それどころじゃないです。。。全身の震えが止まりません。
(疲労と出血多量による。)

会陰切開を縫合してもらい、
沢山毛布をかけてもらって
横にひーちゃんを置いてもらい、
ひーちゃんの温もりを感じながら、
終った事への安堵で泣き出す始末でした。


横でずっと見ててくれたアンちゃん。
痛がってる私を見てるだけなのは辛かったと思うけど、
居てくれたから弱音も吐けたし、頑張れたので、本当に感謝でいっぱいです。

次に考えたのが、
これ何年か後にまたするの??
次回はは小さめの子がいいな(笑

でした。

でも大きくて肉付きが良いので、持つのも安心感が有りますね。
壊れ物を恐る恐る触るような不安は全くないです。
そこだけメリットかもしれません。

以上出産レポートでした。
長々とお付き合いありがとうございました。