そして 昨日は 

長崎に原爆が投下された日


広島の原爆投下から3日後です




昨日の九州のうだるような暑さの中での

長崎市長さんの平和宣言が 

すごく胸に響きました


日本で起きたことです

知ることは やっぱり大切で

伝えていくことも やっぱり大切です



以下、市長さんの平和宣言の一部です


人間はこれまで数々の過ちを犯してきました。

だからこそ忘れてはならない過去の誓いを、

立ち返るべき原点を、折にふれ確かめなければなりません。

日本政府に、被爆国としての原点に返ることを求めます。


今年4月、ジュネーブで開催された

核不拡散条約(NPT)再検討会議準備委員会で提出された

核兵器の非人道性を訴える共同声明に、80か国が賛同しました。

南アフリカなどの提案国は、わが国にも賛同の署名を求めました。

しかし、日本政府は署名せず、世界の期待を裏切りました。


人類はいかなる状況においても核兵器を使うべきではない、

という文言が受け入れられないとすれば、

核兵器の使用を状況によっては認めるという姿勢を日本政府は示したことになります。

これは二度と、世界の誰にも被爆の経験をさせないという、被爆国としての原点に反します。



かつて戦争が多くの人の命を奪い、

心と体を深く傷つけた事実を、

戦争がもたらした数々のむごい光景を、決して忘れない、

決して繰り返さない、という平和希求の原点を忘れないためには、

戦争体験、被爆体験を語り継ぐことが不可欠です。


若い世代の皆さん、被爆者の声を聞いたことがありますか。

「ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ、ノーモア・ウォー、ノーモア・ヒバクシャ」と叫ぶ声を。


あなた方は被爆者の声を直接聞くことができる最後の世代です。

68年前、原子雲の下で何があったのか。

なぜ被爆者は未来のために身を削りながら核兵器廃絶を訴え続けるのか。

被爆者の声に耳を傾けてみてください。


そして、あなたが住む世界、

あなたの子どもたちが生きる未来に核兵器が存在していいのか。

考えてみてください。互いに話し合ってみてください。あなたたちこそが未来なのです。


原子爆弾により亡くなられた方々に心から哀悼の意を捧げ、

広島市と協力して核兵器のない世界の実現に努力し続けることをここに宣言します。


2013年(平成25年)8月9日
長崎市長 田上 富久




この文章は 一部です

長崎市 平和宣言で検索してみてください

全文が読めます




折にふれ確かめる

いろんな人の その機会になればと思います



世界が平和になりますように