去年の2月、徐々にコロナが日本でも広がり始めた頃…



入院中の私は正直それどころではありませんでした。




母乳が…






でない滝汗







初産だからみんな最初は出にくいそうなのですが、私は特に出なくて…






3時間ごとに同じ時期に出産したお母さん達が時間になると授乳室に集まってそれぞれミルクをあげだします。





私は母乳も出ないし息子は寝てばかりで哺乳瓶の粉ミルクも全然飲んでくれないから人よりも早めに部屋にいってスタートしなければなりませんでした。





ミルクをあげ終わったお母さん達が一人、また一人と病室に帰っていく中、結局最後まで居残りで授乳室にいました。





次の授乳までに睡眠を取らないといけないのに、授乳に時間がかかるから寝る時間が取れず、

寝不足になり、ホルモンバランスが崩れ精神的にもどんどん辛くなっていきました。









貧乳だからなのか…



いや、それは関係ないってネットに書いてたし…



なんで??



出産したら自然と出ると聞いてたのに…



帝王切開だったから私の身体、産んだ事に気づいてないとか??滝汗








なんだか情けなくて、息子に申し訳なくて授乳時間がとても辛かったです。



そんな私に助産師さんがお乳マッサージをしてくれてなんとか母乳が出るように努力してくれます。



このマッサージが…



激痛






乳潰れる!!



細胞が全部死ぬ!!!!




痛い痛い痛い!!!!!!!!

も、もう大丈夫です!!

今の時代粉ミルクでも充分栄養あるっていうし

粉ミルク子育て大賛成派ですから!え?病院の方針??知らんがな!!!!これから一生育てるのも私やし潰れた胸ぶら下げて生きていくのも私やからぁぁぁぁやめてぇぇぇぇぇ!!!!




という気持ちを抑えて抑えて毎日乳しばかれ

マッサージして頂きます。



すると!!




地獄のマッサージのおかげで全く出なかった私のお乳からじわぁ…と白いミルクが浮き出てきました。





あ。






出た。












出たぁぁぁぁ!!!!!!!!




急いで哺乳瓶にポタポタと入れました。





母乳の栄養を一度も取らせてあげれてない息子に飲ませなければ!!!!



と頑張って乳搾りをし母乳を出そうとしました。




が、




数滴出たところでまたパタっと出なくなりました。




絞り出した10滴程度の、

あるか無いかわからないような母乳を一応哺乳瓶に入れて助産師さんに伝えに行きました。




『あの…さっき出たんですけど、

これだけしか出なくて…こんなに少なかったら飲ませられないですよね…』



と落ち込みながら言った私に助産師さんは



『良かった!!数滴でも立派な母乳です!!

飲ませに行きましょうウインク



と言ってくれて





それがものすごく嬉しくて嬉しくて泣きました。






退院後、量は少ないけど少しは出るようになって


3割母乳7割粉ミルクというかんじであげてましたが


1ヶ月半経った時ほとんど出なくなってしまったので、うちの息子はほぼ粉ミルクで育ちました。



一歳3ヶ月になった今、ほとんど卒乳しましたが

最後の方はたくましく一人でグビってる姿を見て



『入院中なんであんなに必死に悩んでたんやろ』


と今では笑えるようになりましたねーDASH!



たぶんこの先もその時々の悩みがあって、

少し時間経つとそんなたいしたことじゃなかったみたいな事の繰り返しなんだろなと思いました。



(子供服クマ🐻多め)