「GNH? GDPじゃなく?」
「国民総幸福量って何?」
http://www.mofa.jp/mofaj/press/event/sy_050926.html
http://r25.jp/magazine/ranking_review/10003000/1112007030801.html
http://www.ki-dousen.net/modules/kdblog/article.php?storyid=865
国民総幸福量・GNHはGross National Happiness の略で、ブータンという
国で国是(国家の政治上での根本方針)となっている概念だそうです。
日本では、どちらかというと、物質的な幸せばかりが注目されすぎなのでは?
ブータン王国は、総人口約70万人、国土の総面積は九州程度、
チベット仏教を信仰するヒマラヤの小国です。
ヒマラヤの雪解け水が豊富に供給される農業国で、
国土の72%が森林、テレビ放送が開始されたのが1999年からで、
TVや電話、パソコンなどはほとんど普及していないそうです。
主な産業は、木材の輸出や水力発電による電力の輸出、観光による収入といいます。
1980年代「私達は私達に基本的な事を問う、
どうやって“物質主義”と“精神主義”とのバランスを維持しつづけるか」という
国王の問いかけに始まり、
国の政策の全てにおいて人間中心の政策をとるようにしたのです。
なんて素敵な国なんでしょう!!
キューバって素敵って思っていたけど、アジアにも、こんなに素敵な国があるなんて!
国民総幸福量の概念はこう説かれています。
「目的と手段を混同してはいけない。経済成長自体が国家の目標であってはならない。
目標はただひとつ、国民の幸せに尽きる、経済成長は幸せを求めるために必要な数多い手段のうちのひとつでしかない。・・・」
また「幸福の感じ方は個人の価値観による部分が大きいですし、
人によって何を幸福と感じるかは違いますから、数値化することにあまり意味があるとは思いません。
しかし、幸福を支えるもの、幸福を感じるための社会整備の部分。
たとえば教育や医療などは、数値化することができるかもしれません。
ブータンでは、経済成長と開発、文化の保護と振興、環境保全と持続可能な利用、
よき統治の4つを国民総幸福量を支える柱と規定して、その数値化に取り組んで
います。
経済開発一辺倒になって、自然環境が破壊されたり、
ブータンの伝統文化が失われてしまっては、何の意味もないというのがこの政策の精神のようです。
日本もぜひとも見習うべき政策じゃないですか?
自殺する人が3万人を超える日本・・・
モノでは心は満たされない。
どうすれば他者を苦しみから救うことができるか、
どうすればよりよい心の平安が得られるのかを考え、
自らが行動する、そうして得られた他者の幸せは
やがて自らの喜びとなって返ってくるという心の豊かさに重点をおき、
追求しながら30年を経過した今、年率平均7%前後の高度経済成長を持続させ
南アジアの最貧国からトップへと成長していったのです。
現在、医療費は無料、教育費も一部を除いて無料、
国土の72%を占める森林面積も今後最低でも60%以上は保つ方針が打ち出されているそうです。
行政と意思決定の両面においての地方分権化を進め
人々は自分達の住んでいる地域の開発プランについて
自分達で優先順位を決めて、
中央政府に提案する形をとっているといいます。
世界各国の経済学者がブータン王国に現地調査に赴き、
多くの人が感動に打たれて帰国し、
口々に「自分の心のふるさとに帰ったように思えてならない」と
報告しているそうです。
ブータンでは官民一体となって、本気でこの独自の概念に基づいた国づくりを
目指しています。
もう、そこで日本は負けていますよね。
何でもお役所任せ、文句だけ言って・・・
党派争いとか、利権ばかりが政治にはびこって・・・
ブータンの国勢調査には、「あなたは幸せですか」という質問があり、
“NO”と答えた国民は人口の3%だそうです。
いまの日本人に、同じ問いをかけたら、何%の人が、幸せと答えるでしょうか?
一人でも多くの日本人が「あなたは幸せですか」という問いに
躊躇することなく“YES”と答えていくために、
わたしは何ができるだろうかとあらためて考える機会をくれた言葉でした。
本当に幸せだなと感じられる国づくり。
日本に今最も急いで考えられるべき、重要な課題を、
日本から見れば、「発展途上国」とも位置づけられる、
ブータンがやってのけているのです。
私たちも幸せいっぱいな日本にしましょうよ!!