備忘をかねた日記です。
そこはかとなく書きつける予定なので、
よろしければお付き合いください。
【自己紹介】
みかん
30台半ば女性
金融機関勤務の会社員(産休中)
関西出身、関東在住
こんにちは
今日は不妊治療クリニック選びについて
振り返りたいと思います。
これからクリニックを探そうと思っている方や
治療中で転院を迷われている方の
参考になると嬉しいです
私は3軒のクリニックで不妊治療を受けました。
すべて都内で、②③は不妊治療で大変有名なクリニックです。
①勤務先近くの婦人科
②Rクリニック
③S産婦人科
時系列順で振り返っていきます。
① 勤務先近くの婦人科
このクリニックは、そもそも不妊治療のためではなく
子宮頸がん検診のために通っていたところです。
選んだ基準はただただ立地のみ。
住んでいた区の検診対応クリニックのうち、
勤務先からもっとも近いクリニックをと
選んだだけでした。
頸がん検診で何度か通ううちに、
世間話的な流れで先生から
「妊娠は希望してるの?」と聞かれ、
「半年ほど前から自己タイミングを
始めましたがなかなか授からず、
そろそろ不妊治療も考えています」
と回答したところ、
「排卵日みるから次回●日に来てね」
と流れるようにいわれ、
いつのまにかタイミング指導開始…
そもそも不妊治療する場合は
はじめから不妊治療専門クリニックに行こうと
夫と相談済みだったため
その場ですぐ断れば良かったのですが、
突然のことで頭が回らず、
なし崩し的に1周期はこのクリニックで
治療することに…
夫にも「次の周期はちゃんと断りなよ…」と
呆れられました笑
まとめ 〜①勤務先近くの婦人科〜
- なりゆきで1周期のみタイミング
②Rクリニック
関西がルーツの有名不妊治療専門クリニック。
①のタイミング治療でリセット後すぐに、
以下理由でこちらの門を叩きました。
- 不妊治療専門で有名なクリニック
- 男性不妊治療対応(夫が精索静脈瘤があり、同じクリニックで検査・治療できた方がいいと思った)
- 勤務地から近く平日診療時間が長いため、通常の診察は仕事後に通える
結果、タイミング6周期、人工授精6周期するも
掠りもせず体外受精・顕微授精にステップアップ
採卵2回、移植3回+着床の窓の検査までやるも
陽性は一度も出ず…
ちょうど不妊治療の保険適用が始まるタイミングでもあり、転院を決めました。
転院の決め手は…
- 移植周期のステロイド内服とスクラッチングの関係について質問するも、明確な回答を得られず不信感があった
- 受付、医師の接遇が概ね悪い
- 医師の指名ができない
- 保険診療は対応せず自費のみ
とくに最後の要因が大きかったです。
Rクリニックではずっと高刺激で採卵、
ホルモン補充周期の移植で結果がでず、
次は自然周期でやってみようか、
という話になっていたので、
それならわざわざ自費でやらずとも
保険診療の範囲内で試してみたらよいのでは?と思いました。
転院すると伝えたところ、今まで無愛想だった先生からにこやかに
「保険診療でだめだったら、いつでも帰ってきていいからね」と言われ、
複雑な気持ちでした…
まとめ 〜②Rクリニック〜
- 夫の精索静脈瘤治療実施
- タイミング、人工授精、体外受精(含顕微授精)、着床の窓検査までするも陽性なし
- 高刺激採卵、ホルモン補充移植のみ
- 保険診療非対応のため転院
- 主に平日夜間か土日に受診
③S産婦人科
不妊治療の保険適用開始とほぼ同時期に、
義弟夫婦がS産婦人科での治療を経て妊娠・出産したので
K先生を紹介してもらいました。
ちょうど自然周期での移植への切り替えを考えていたことと、
夫の治療はRクリニックで済んでおり
私だけ通院できればよかったので、
職場の近くで日中抜けて受診できることもあり、
S産婦人科丸の内院への転院を決めました。
転院の際は紹介状はもらわず、検査結果を一式持っていき、
時間が空いてしまっていた項目を中心に再検査から始めました。
K先生は高名な先生なのですが、
気さくで物腰柔らかく、すごく相談しやすくスムーズに治療を進めることができました。
前院での経過も踏まえ、低刺激で複数採卵して凍結胚を自然周期で移植する方針となりました。
ただ、1周期目は生理周期と先生の勤務曜日の問題でK先生ではなく
当時の院長先生に診ていただくことになったのですが、
カルテのK先生の申し送りが無視されており…
院長先生の「1周期目は自然周期での採卵で新鮮胚移植じゃないと保険適用できない」との言を鵜呑みにして治療を進めたところ、1つ採卵できたものの移植できず…
次周期はK先生に診ていただくことができ、
カルテをみて「基準みたせば初回から保険適用で凍結胚移植できるし、ちゃんとカルテに指示出しといたのに全然違うことしたんだね、ごめんなさい…」と言われました…
数年の不妊診療で金銭感覚バグってて、保険診療で大した費用負担じゃなかったしと流したけど、自費診療でこれやられたらブチ切れ案件ですよね…
でも自分でも保険診療の基準を調べて抗弁すればよかったのに、とか反省もあったので苦笑いですませてしまいました。
結果的にその後採卵1回目の移植2回目で陽性となったものの心拍確認前に化学流産、
採卵2回目の移植1回目で妊娠し、現在にいたります。
凍結胚が残っているので、2人目に向けて凍結継続してもらっています。
まとめ 〜③S産婦人科〜
- 体外受精で自然周期採卵1回は移植できず、低刺激採卵2回目、移植3回目で妊娠
- K先生は人柄良く安定感あり(前院長は情報連携に難あり?)
- 主に平日日中(昼休みや半休、時間単位休暇利用)と土日に受診
結果論ですが、私の場合は診ていただく先生との相性(または先生の腕の問題?)が一番大きかったなぁと感じました。
また、S産婦人科に転院後、超激務部署から通常の部署に異動になり
仕事のストレスが大幅に軽減したこともあり、
転院によって妊娠できたとは正直言い切れません。
ただ、ひとつのクリニックでなかなか結果が出ない場合には転院してみるのも選択肢のひとつだと思いますので、ご参考になれば幸いです
みかん