帽子デザイナーの ヨネダマキさん に生まれたお子さんを見に神楽坂へ。
アーティストとしても活躍されていたマキさん。
おうちはアトリエの匂い。
そしてアーユルヴェーダの大先輩の西川眞智子先生の明るい笑顔。
アーユルヴェーダに出会った2002年からずっと著書を愛読していた先生に
娘を抱いてもらっている この幸せ♪ じーん。
野菜ソムリエ講師として日本の市町村(島)をどんどん活性化させている
大活躍中の篠原久仁子さんの持って来てくださった農家さんのもぎたてお野菜を
皆でもりもりいただく午後。
***
新生児独特のやわらかさ。
赤ちゃんが気になる娘は もう赤ちゃんではなく、
月日の経つのをものすごく早く感じる。
パリで起業。日本人で唯一コレクションに入選し、帰国後も
自身のお店を営んでいたマキさん。
出産を機会にお店をたたみ、活動を休止。
「自分の手で大事なものを壊したいと思えるほど大事なものがあるって幸せだ」
そうまっすぐな眼で言える彼女を
私はひたすら眩しいと思う。
「腹を括って生きているか?」
「自分自身を生きているか?」
「自分の生き様を楽しんでいるか?」
こんなことを正面きって試される人間関係は
やはり私にとっては快感で
卑小な自分を発見するプロセスの中でも
歓びでぞくぞくする。
(気になってチラリ。)
純粋だから人はついていく。
本当にほんとうに純粋な人だけが
進める泥の中。
強い我がないと、人を本当に受け容れることはできない。
***
腹も括りきれずに
言い訳ばかりで
女としての変化を楽しめずに
だれを 幸せにできようか。
何をやっているかは問題ではなく
本当に、
ただ自分の人生の生き方なのだと
念を押された。
人としての純度が高い空間にいて
(なにせ赤ちゃんと子どももいますから!)
みんなお茶目。
全アイデンティティーを賭けて築いた城を
自分の手で壊せる自信。
無くなりはしない、大切なもの
を信じられること。
信じるためにしてきた努力。
結婚しようがしまいが
子供がいようがいまいが
0歳だろうが100歳だろうが
女として、向き合う人生は
面白い。