インドの聖なる川、ガンジス川が流れる

聖地バラナシ(旧ベナレス)へ嫁いで行った

親友のCOYASUさんが

この度一時帰国するにあたり、日本で

10日間限定の Indian cafe & bar
を開催するはこびとなりました。


そこでアーユルヴェーダのはなし

インドのくらし、インドの家庭のごはん

のいろいろなうちあわせ往復書簡をしています。

(現代なのでもちろんメールですが。)


***

アーユルヴェーダはインドの伝承医学でもあり、

また、インドで息づく生活の知恵。




その中でもアーユルヴェーダの治療院でも出される

「キチュリ」というお豆のお粥についての 書簡。

日本ではアーユルヴェーダフードとしても

まだまだマイナーな「キチュリ」ですが、


10日間限定の
Indian cafe & bar では

アーユルヴェーダのワークショップとともに

こちらの本格「キチュリ」もご提供できる予定です。

詳細は次回、、、、

お楽しみに!




   ~キチュリについて~   

家庭では 雨季や冬の寒い日や、

胃腸の調子が悪いとき、また私の暮らすバラナシでは毎週土曜日のごはんは必ずキチュリを作る、身体にやさしいごはんです。


また、ドゥルガー・プージャーというお祭りのときにもキチュリがふるまわれます。


そして、
お母さんが作るキチュリ、
お父さんがつくるキチュリ、
ベンガルの人がつくるキチュリ・・・


作るひとによってお米やお豆の種類が違ったり、

シンプルだったり、野菜がたくさん入って豪華だったり、


また野菜がゴロっと入っていたり、ペーストされていたり、

スープが多めだったり少なめだったり、

使うマサラ(スパイス)も油も異なって、
それぞれの家庭にそれぞれの味があります。


でも、いつだって、キチュリをヒトクチ食べると、身体にじわーと栄養がいきわたる気がします。


インドで落ち込んで元気がないときなどにも、決まってキチュリを作ります。私にとってキチュリは魔法のごはんです。


                     




all photo by nao coyasu kannnojiya (日々、旅のおはなし )http://cyswitch.exblog.jp/