おかげさまで朝から晩まで一日中 お客様のお身体に触らせていただいている
この冬。
ちょうど今年で「アーユルヴェーダでやっていこう」と決めて
勉強を始めてから10年目になります。
医療と病について、
色々なものを模索していた20歳の頃に たまたま行った南インドで出会った
アーユルヴェーダ。
気持ちのよい風が吹いて
明るい光があって
海が見えて
食事は美味しくて、 穏やかでゆったりとした時間が流れていて
そんなアーユルヴェーダの治療施設(※本来のアーユルヴェーダは滞在型の医療センターのようなものなのです)を見た時に
「こんなに気持ちのいいものが医療でいいんだ!!」とびっくりしていたら
「こんなところにいたら、人なんてだいたい治ちゃうでしょ?」と
施設のインド人オーナーさんににやりと笑いながら言われてしまった
2002年の夏。
納得。
人が癒えていくときに必要なもの
風や 光や 水や
そういったものたちと協力しないとできない仕事を
一生の仕事にしよう
その時一番自分が好きだったこと、
アーユルヴェーダを一生の仕事にしようと決めたことの
原点を 最近思い出します。
ようやくスタート地点までやってこれたような気持ち、
人の本質に関わる仕事ができますように、
毎朝おしごとへ出かける前に
空を見て祈っています。
これからもどうか、アーユルヴェーダのお仕事を続けさせてください。
これから出会うたくさんの人々が 皆 豊かな気持ちで
たのしく、
精一杯人生を送れますように。