読書友達であり、ブログ友達でもあり、私はその人をマブダチだと思っている年下の女性から1月半ばにプレゼントされた本です。

 

 Gテレビ局開局50周年特別番組企画として、昭和30年代の団地を舞台にそこで生活する2組の家族を募集し、リアリティーショー放映することになった。謝礼金は500万円。

 

 出演者は公募され、選ばれたのはヤマダさんとスズキさん。

実在する団地での生活ではいつも撮影カメラが回っている。

 

 今のように十分な家電品もなく、不便ながらも家族そろっての生活は順調に進む筈だった。

 しかし、シナリオがあり、不倫疑惑、失踪の果ての殺人事件。

リアリティーショーはミステリーショーなのか? 

 どこまでがシナリオでどこまでが現実なのか。それとも別のシナリオがあるのか。

 

 その裏には実際に60年前、この団地で起きた少女殺人事件の真相を暴こうとするスタッフの意図があった。60年前の殺人犯を知っているという認知症を患った老婆が現れた。彼女の証言は信用できるのか。

 

 読み進めると頭が混沌としてしまうが、イヤミスの作者らしい想定外のラストが待っている。

真相はそっちかい!騙されたぁ~!と思った。

ミステリーは騙されるから面白い。

堪能できる本を有難うございました。