こんにちは!
まえさき優です!


みなさん、絵を描いていると「何か物足りない」と思うことはありませんか?


また、上手い人の絵と自分の絵を比べて、こう思ったことはありませんか?


「なんか自分の絵、薄っぺらくない?」



では


なにが足りないのか、なにが薄っぺらいのか

原因はなんだと思いますか?



「色塗り?」
違います


「線の太さ?」
関係ありません





「遠近感?」


そうです!



薄っぺらく無い絵には遠近感があります!


「けどちゃんと遠近法は考えているし、遠いものは小さく、近いものは大きく描いてるよ?」


それだけでは足りません。


より遠近感を出すにはあと1つ足りないものがあります


それを加えれば、より奥行きがある良い絵が完成しますよ!



「それって何?」


気になりますよね!



実はこれ、なによりも身近で簡単な方法



ぼかしを使ったテクニックなんです!




この記事では、たった30秒で遠近感ができるぼかしを使ったテクニックを一部ご紹介します!



絵を描き始めて色んな事に気付き、挑戦している最中で

「ぼかすの楽しい!」

と思っている人もいるでしょう。


しかし中には、

「ぼかしって誤魔化す為に使うんでしょ?甘えじゃん」

と思う人もいるようで……





敢えて言いましょう


ぼかしは甘えではありません!!



ぼかしというのは立派なテクニック!

使い方次第でより魅力的な絵になる万能な魔法なのです!








まずはじめに、こちらの絵をご覧ください



この絵は何を目立たせているか
わかりますか?


女の子…にしては、何か違うし
建物にしたって、特に目立つようには見えません。


「あれ?じゃあどこも目立ってないじゃん」



正解!


そう、これ……どこも目立っていないんです。


ただの『建物と女の子』としか情報が入ってきません。


本当は女の子を目立たせたい…
それに、建物との距離もやけに近いような…


そこで!



この赤い部分をぼかします



すると…



さっきとは違って遠近感ができました!


いかがですか?


ぼかしを使うことで目立たせたいものが明確化され、遠近感のある絵ができます!


ただ、きちんとぼかす場所を考えないと変に浮いてしまうこともあるので注意が必要です。



素敵な絵にする為にも、よく考えながらぼかしを使っていきましょう!