私が「小説家になろう」というサイトを知ったきっかけになったのは、文庫妖先生の「家政魔導士の異世界生活」との出会いでした。
この作品はコミカライズもされていますが、そのコミカライズが広告で流れて来たのです。なんとなく興味を持って原作を探したところ、「小説家になろう」に出会ったのでした。
「家政魔導士の異世界生活」は、当時の私に沁みました。突然異世界に放り込まれ、言葉も通じない所から努力して一人立てるようになったシオリ。それなのに仲間に裏切られ、生死をさまよったことで他人が信じられなくなります。もう一度立ち上がったシオリの前に現れたのが、アレク。アレクもまた過去に大きな心の傷を負った人物であり、同じように傷ついた心を持つ者どうし、心を開き、人を信じる心を取り戻し、己の才能を開花させていく、というストーリーだと私は理解しています。
人に頼れず、何でも一人で抱え込んでいた当時の私にとって、シオリのかたくなな姿は自分自身に思えました。そんなシオリの心を少しずつ開き、寄り添ってくれるアレクは、まさに家族の姿に重なりました。
ああ、人に頼っていいんだ、むしろ頼らない方が周囲に迷惑をかけることもあるんだ、そう思わせてくれたことで、私にとって特別で大好きなライトノベル作品の一つです。
ライト文芸だろうが何だろうが、キャラクターと自分にどこか重なるところがなければ感情移入しにくいものなのだということを思い出させてくれた作品でもあります。
みんなが「こうありたい」と思うキャラクターも素敵ですが、少数とされ、光の当たらない所に置かれた人にも、同じように感じられるキャラクターを書き続けたい、そう思っています。
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ここから先は、「小説家になろう」「pixiv」どちらも、基本的に短編を週一掲載する形にしたいと思います。連載作品を週一更新にすることも考えましたが、百人一首のアレンジを完成させることを先にします。
しばらくは百人一首を優先し、それ以外の短編をぽつぽつ投稿する、そんな形になるかな、と思います。
よろしくお願いいたします。