今も愉快な別居中ラブ
 
橘咲子です♪
 





別居生活11年て、

私のことね爆笑



しかも、今も別居中(笑)

仲良しなので、
しょっちゅう遊びに行ってますのよ🐟






別居のきっかけは

私の家出。




さかのぼること、10年以上前。




20代後半の彼は、
とにかく仕事が忙しくて、
朝7時~夜23時過ぎまで帰ってこない。

今で言う、ワンオペ。



切迫早産→帝王切開で出産した
私の産後の肥立ちはかなり悪くて。
※小児難病の後遺症で
  腎機能が著しく低下していました。


乳飲み子のお世話をしながら、
寝込む毎日。

そんな私の体調に、
彼はあまり理解を示しませんでした。



キツかった。



主人は、とっても賑やかな人で。

俺が楽しいことは、みんなも楽しい!って
本気で思って、生きてる人。

だからなのか、何なのか、
どこかで仲間が集まってれば、
すぐに自分も行く。

みんなで楽しむ!
という意識が強いから、
私と、まだ赤ちゃんの娘も連れていく。



でも…
彼はギリギリまで寝てる。
(起きて5分で出掛けるタイプ)


私は…
赤ちゃんのお世話をしなきゃならない。
準備をしなきゃならない。
お化粧もしなきゃならない。
荷物は大量。

遅れちゃいけない。
あ、オムツが濡れた。



キツかった。



私の体調が最悪な時でも、彼は遊びに行く。

私が風邪で寝込もうと、
とにかく動けない時だろうと、

仲間を優先した。



理解出来なかった。



限界で、倒れた。



それでも翌朝、彼は遊びに行った。



心が、もう無理だった。



彼のいない、その朝。

ガランとした布団を見て、

荷物をまとめて、家を出た。




実家に身を置いた3日後、

左目が見えなくなった。

視野が99%潰れた。




即、入院。

難病になっていた。



長期入院で、娘とも引き離された。

3歳だった娘も不安定になった。

その時の心の傷は、
今も娘の潜在意識に
ザックリと深い傷を残してる。
※心理検査で判明



私は、彼から解放されたくて。

仲間や『楽しい』を優先する彼が
全く理解出来なくて。

苦しかった。

手っ取り早く、離婚したかった。



周りがソレを、許さなかった。

経済力どころか
健康な身体を失った私に、
1人で娘を育てる選択肢は

与えられなかった。




絶望感。


それしか、なかった。




でも、
娘には彼を嫌いになってほしくなくて。

私の刷り込みで、
彼を嫌いにはなってほしくなくて。

ソコだけは最大限の注意を払って過ごした。




この難病の影響で
記憶力の欠陥があるので、
当時のことは、ほとんど覚えていない。

娘の保育園の卒園式も
覚えていない。



でも、必死で生きた。

娘の前だけでも、
笑って彼と接した。



そのうち、
毎年、夏休みに
3人で旅行をするようにした。

当初の数年は、
その数日間が苦しかった。

でも、
娘はとても楽しそうだった。

それだけが、救いだった。



娘が小6の時。
彼女が自律神経の大病に掛かった。

半年以上、
毎日38℃前後の発熱が続いた。

病名が確定するまで、
1年近く掛かった。

何件も病院を回ったり、
彼に娘の病状を報告したり、
無理のない範囲で3人で遊びに行ったり。



彼と2人で娘と向き合っていくうちに、

なんだかんだ言ったって、

彼を頼ってる、ってことに気付いた。



娘が寝込む、その横で、
なんとか笑わせようと、
楽しませようとしている彼を
頼もしいと思った。

スゴいなって、改めて尊敬した。



娘が病気になる前からも、
少しずつ仲良くなって、
少しずつ楽しくなって、
少しずつ頼ったりしてたけど。



やっぱり、
この人がいるから
私達家族は成り立ってるんだな

って、心の底から、実感した。



今はもう、
愉快な別居生活が根付いちゃって、
一緒に暮らそうだなんて思わないけど。

主人は、私の支えです。




彼には彼の価値観があって。
私にも私の価値観がある。



それが、
彼氏→夫→父と母
と、立場を変えるに従って、

擦り合わせることを怠っていたんだ。



そのズレは、
まるで角質のように少しずつ積もって、
少しずつ、分厚くなっていってたんだ。




そんな10年を過ごして、
角質を柔らかくして、
今の私がいますニコニコ



当時の私は、ひとりぼっちでした。



誰にも言えなくて、

思い切って誰かに言っても、
誰も芯の所は理解してくれなくて。


心が、ひとりぼっち。




私自身がこういう経験をしてるので、

当時の私みたいな人に
そーっと寄り添いたいんだ。


ひとりぼっちは、キツいよ。
ひとりぼっちは、苦しいよ。

ひとりぼっちは、淋しいよ。


そんな想いに、寄り添わせてください。




私は、
アナタをひとりぼっちにしないよ照れ




一緒に、積もった角質を
柔らかくしていきましょう。



アナタを、待っています。