米国同時多発テロを警告したエリカ・チータム | 【広い心】

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2001年9月11日に起きた
アメリカ同時多発テロ事件

1本のナイフで米旅客機を乗っ取って、
乗客ごと超高層ビルにぶつけた新型テロだった

米国同時多発テロの発生を
事件が起きる30年以上も前の1972年頃に
警告していた女性がいた!

彼女の名は【エリカ・チータム】

彼女は、英国女性の1人で、
第二次大戦中の学生時代に
たまたまノストラダムスの予言詩集の
最古のフランス語原本とめぐりあって
今も健在なら、ただの中流家庭の主婦である。

彼女が大学の図書室で見つけたノストラダムスの予言詩集は、
英仏の古い大学や修道院にしか残っていない最古の原詩の
一番希少な版で、それを何年も時間をかけて解読をし、
【エリカ・チータムの解読と編集と紹介による、ノストラダムスの予言集】という、
1972年の1月に解読本を、英国の小さな出版社から出版した。
その本の内容そのままを、翌年の1973年にアメリカの出版社から
再発行されている。

それは最初はほとんど注目されず、少し注目されたことはされたが、
あまりにも衝撃的な英訳と解読の内容を知った人々から、
「こんなことはありえない、デタラメだ」とさんざん非難や嘲笑をあびた。

しかし、今になってみると、
そのありえないと笑われた彼女のノストラダムス英訳と解説は、
実はニューヨークで起こりアフガンで続き、
さらに続きそうなテロや新大戦の状況を、
まるで現在の新聞の見出しを書いたように、
ほぼ完全に当てていることがわかる。

ノストラダムスの第一〇巻七二番の詩
「1999年七の月、空から恐怖の大王が降ってくる」という有名な句
ノストラダムスの死後400年以上もの間、
それぞれの時代の何千人もの研究者によって、
ありとあらゆる推理・議論・想像の対象になってきた。

謎のポイントは、「恐怖の大王の正体」
大噴火か?天変地異か?隕石が降り注ぐのか?
現代では、核兵器か?環境破壊か?地球温暖化か?
オゾンホールからの紫外線なのか?
原発事故で放射能が降り注ぐことなのか?
それとも、これらをひっくるめたことなのか?
あるいは、聖書でいう、イエス・キリストの再臨で
天から下ってくるというのが「恐怖の大王」のことなのか?

原詩の中にノストラダムスが書いた「恐怖の大王」は、
Un grand Roy d’effrayeur という句である。
「effrayeur」は、今はあまり使われていないフランス語で、
「恐怖・コワいもの・コワいこと」一般を表し、指す範囲は大変広い。
研究者の間で、あらゆる推理や議論は出ても
的をしぼりきれない意見が多い中、

しかしエリカは他の研究者とは違って、
もっと突きつめた斬新な訳に換えていた。
他の研究者が使わなかった言葉、
意味を鋭くしぼりこんだ英語をあえて使っていた。

THE GREAT KING OF TERROR

それは Terror という英語だった。
「Terror」は普通は、「テラー」と発音し、
意味も、普通は「恐怖」ということになっている。

だが調べてみると、それはあくまで、ありきたりの一応意味にすぎない。
もっと、しぼりこんだ意味で使う場合、
「Terror」は無数の英語の中でただ一語だけ、
「テロ」を指す言葉として使われているのだ。


このことは、小さな辞書ではよくわからないが、
中型以上の英和辞典・米和辞典を見れば容易にわかる。
たとえば新クラウン英和辞典を引くと、
「Terror」の意味は、①恐怖 ②テロ行為・テロ集団と出ている。
ライトハウス英和辞典を引くと、①恐怖 ②恐怖の種 ③テロ行為…と、
第二義か第三義で、明確にテロを指す言葉として示されている。

しかもニュース映像で、アメリカ空軍がアフガンを空爆した時の
CNNの映像画面下のテロップには、
US ATTACK AGAINST TERROR という説明の文字が、
白くプリントアウトされ流されていたのだ。

これはどう見ても、「恐怖に対する米軍の攻撃」という意味には取れない、
それではわざわざここで使う意味がないし、報道の意図もぼやけてしまう。
そうではなく、「テロに対する米軍の攻撃」と取った時だけ、
はじめて、この場面の説明として意味が通ってくる。

それだけではない、ブッシュ大統領もテレビのコメントの中で、
「われわれは必ず Terror に勝つ」という言葉を、
前後のつながりから考えて、明らかに「テロ」という意味で使った。

だから、エリカが訳した文章の英語を日本語に直してみると、
「1999年七の月、テロの大王が空から降ってくるだろう」

それが、あの、2001年の九月に起こったテロ事件だと解釈するには、
2年と二か月ズレているし、場所も特定できていない。

しかし、エリカの解読本の中には
別の原詩1巻87番について、次のようなものがあります

ATTACK ON NEW YORK?
An explosion in the centre of the city of
New York making the land tremble, or could
tour here mean towers of skyscrapers?
The two great rocks are the immutable great
powers who will eventually open war.
Ingenious commentators interpret Arethusa as
coming from Ares, God of War, and U.S.A.
The new rew river is presumably blood see X.49.

〈日本語訳文〉
ニューヨークの市街のセンターで起こる爆発が、
ランドを(大地をまたは国土を)震わせる。
この場合の 「tour」は、複数の塔
または複数の摩天楼を指しているのではないか?
(また原詩3行目の)2つの大きな岩というのは、
どっちも、かたくなな心の2つの巨大な勢力のことで、
この2つが結局は戦争をはじめてしまう。
さらに才能のあるコメンテーターたちは、
(原詩4行目の)「アレチューズ」が、「アレス」から出たと考えている。
アレスは戦争の神でアメリカを表すと。
その戦争神アレスが「赤く染める新しい川」とは、おそらく流血のこと。


エリカの解読では、
「ニューヨークへの゛センター゛で起こる爆発」だと明記している。
その゛センター゛は、具体的には、
さすがに「世界貿易センター」という名前そのものまでは出てこないが、
「ニューヨーク中枢の複数の摩天楼の複数のタワーのことではないか」と。
ここに記されている言葉からすると、
それはほかに対象のビルが考えられないくらい、
「世界貿易センタービルのツインタワー」という表現に限りなく近い。

ノストラダムスの原文には、どう読んでも、ここまでは書かれてなかった。
だがエリカはその一語一語を、
彼女の純粋な感性と知識をそそぎ切って解くことで、
事件が起きる約30年前に、ニューヨーク大破局を、
「ニューヨークの複数の摩天楼をおそうテロの大王」
ほぼ完全に解読して発表していたのだった。

しかし、時期については、2年二ヵ月ズレている。
原詩では七月とあるが、この「七の月」の「七」は、
原詩では 「sept」と書かれ、七月よりも
九月(septembre)のことだろうと見る解釈は昔からあった。

だが、それでも、2年のズレはあるのは確か。

ところが、実はエリカはそうではない、
エリカの場合、10巻72番につけた解説で、
この原詩の1999年七の月を、
なぜか全く説明しないまま、
「2000年(の九月)」と書き直しているのだ。

つまり実際のエリカの解読から、1年の誤差がここで出た、
1年のズレはあるが、許容できる範囲内で、
ほとんど神業に近い当て方だと思う。

「1年でもハズレはハズレ、許せない」と言う人もいるかもしれないが、
どっちにしろ、世界中でエリカだけが、
それを内容的にきわめて正確に予知し、発表していたことは事実ではある。

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※本文は、五島勉氏の、2002年1月1日発行の
【イスラムVS.アメリカ「終わりなき戦い」の秘予言】の本から、
ご本人の許可を頂いて、私さきこが、なるべく、わかりやすく
加筆編集して紹介させていただいたものです。 

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