原初の状態から、旅がはじまり、
そして最後には原初の状態に戻る。
それが進化である。
我が家から出て、旅をして、我が家に帰る旅なのだ。
そして我が家に帰りついた時、
旅など存在していなかったことを明確に認識するのである。
我が家から出たことなど、一度もなかった。
それは幻想だったのである。
探求者は尋ねた。
「師よ、人生とは何ですか?」
ある御方は答えた。
「人生とは、〈私〉とは何か、と知ることである。
その知る作業が、人生である。
それ以外に、無い。 だが、
世界に存在するように見える全ての人がそうだ、とは言えない。
そしてまた同時に、全ての人がそのためだけに存在している、
とも言わねばならない。」
“それ”は在る
今朝から読み始めた本の冒頭を読み、
私が2021年に夢で受け取った情報を思い出した!
子供のときから、
「本当の愛じゃないくせに」って
三次元的なパートナーシップを繰り広げる人たちを、
冷めた目で観察してたり、
クリエイター気質で当たり前のように
「お金」よりも「やりがい」を選んでいたり、
「愛とは、魂が自由であること」と
無意識でわかっていたから、
執着される家族から逃げていたり。
(自分も執着していたからこのような鏡の世界を体験していただけだけど)
ちょっと大多数の人とは違う価値観を持っていた。
それでも、たまに、不安になる「自我」は
一般的な社会の価値観に囚われ、
お金を得ようと躍起になったり、
愛を求めパートナー探しに奮闘したりする(*・~・*)
しかし、これが「幻想を追い求める姿」。
「私が本当に求めている本質的なもの」はそこにはない、
と再び気づき、
エゴを手放し、魂に一致した自分に戻っていく。
2021.3.17
人生は己を知る旅〜過去の明晰夢
今朝寝起き様にすごく言葉にするのが
難しい夢を見たのですが記録します。
ついさきほど
自分が哲学的な夢を見たけど
わ、わからん!!どういう意味?!
わかりずらい!!
と思ってまた目を閉じて、
もうちょっとわかりやすく教えて〜
と心の中で唱えると
ある映像が浮かびました。
これは
マトリックスにでてくるシーン。
序盤の方だったかな・・・?
確か主人公が「あなたは救世主」と言われ
本当に俺が・・・?と
信じ切れてない段階の場面です。
答えを他人に求め、
自分にまだ向き合ってない
段階である主人公が・・・
汝己を知れ
と書かれたプレートを見せられるシーン。
私が始めに見た夢は
どんな夢か具体的には思い出せないのですが
(なにか映像を見たわけでも会話をしていたわけでもなく、
メッセージが頭に入ってきて魂はなにか理解してる感じ)
だからどうやって言葉にしたらいいか
わからなかったけど、
「汝己を知れ」というキーワードがきたことで
よくわからなかった&言語化できない夢を
なんとなく解読できました。
一言で述べるならば・・・・
幻想を追い求めるけど、
最終的には
ソース(源)にもどる。
ソースといえばこれまたマトリックス。笑
汝己を知れとは?
ソースに戻るとは?
一回目の夢を見てるとき、最後に
『はじめから何もなかった』という
藤井風君の「帰ろう」が頭をよぎっていました。
言わば、
ソース=元ある場所に
帰ってくるということでしょうか。
ソース・・・
何も持たず
生まれてきた自分自身
何もない姿・・
あるがままで既に完璧なもの
だったことを思い出す旅。
何もないけれど、そのままでいいのだと。
それでよかったのだと気づくために
いろんな冒険をする。
大切なものほど目に見えない。
それにどれだけ気付けるか・・・。
初めから
「ない(理想)」ものを追い求める
わたしたち。
しかし
人生とは『己を知る』旅
この幻想を追い求める旅が
決して悪いことではない。
それらを通して「自分」を知っていくから。