信じることをやめた日。
それは2年前の7月の終わりでした。
今でもよく覚えています。
ある日突然布団から起き上がれなくなったこと。
わけもわからず悲しく、涙が止まらなかったこと。
なんとかして、母親に布団から引きずり出され、リビングまで出たものの涙は止まりませんでした。
リビングで泣き続けた。
自分だって泣きたかったわけじゃない。
母親も困っていた。父親も、弟も、みんな困っていることはわかっていた。それすらも悲しかった。
でも泣き止むことはできなかった。
その時父が発した言葉が今でも幻聴のように涙が出た時聞こえる。
「鬱陶しい。泣くなら自分の部屋で泣け、迷惑だ。」
その言葉、家族さえも信じることをやめた。
あぁ、そうだったんだ。
私は家族にさえ迷惑をかける存在だったんだ。
受け入れてもらおうなんて図々しかったんだ。
ただただ失望と悲しさと、今までの恨みと、感情がごちゃ混ぜだった。
薬を飲み始めてよく笑うようになった。
楽しいわけじゃない。
ただ泣かないように、迷惑をかけないように。
バカなふりして楽しそうに何もわかってないように接するのが精一杯だった。
1人になったらこぼれ出す涙、限界かもしれない。
我慢できずリビングで泣きじゃくった日だってある。
我慢せずに言わないと自分が壊れる。と母に言われた。
初めから言えてたらこんな状態になってないよ。
私を壊したのは誰?
心の中にはそんな言葉があってもいうこともできず黙ってました。
言わなきゃどうすればいいのかわからない。これ以上どうしろっていうの。と母、
もうほっといてくれ。これが私の感情でした。
家族なんてごめんだ。こんな上っ面で弟ばかり可愛がって、私がいるだけで迷惑そうにするなら、関わらないでくれ。
死んだっていい、でもお葬式を家族にされるのはごめんだ。
それからもう2年が経った、今はやっと信じたいって思う人ができた。
裏切られるのは今も怖い、信じたいのに信じたくない自分がいる。その人のお話は次回。爆笑