新宿
巨大化しすぎた文明

街宣車がよく演説してたりする。
関係ないけど。
そんな新宿西口の地下で、
かれこれ40年以上、黒い人の河をみつめ続けている、

新宿の目。


わたくしは以前、仕事も寝床も失ったことがある。
仕方がないので西口で野宿した。
ここ西口の地下は、終電後にはホームレスの溜まり場と化す。
彼らには縄張りがある。
それを、知っていたから、
誰もいない、隅っこのほうで、一夜を明かした。
それが、
「新宿の目」の前。





ここはなぜか、誰もいなかった。
居心地は良かった。

作者は、「底知れぬ力にみなぎっている怪物」
即ち、
東京都心のエネルギーを、
「目」で表現したという。

悪いやつ、悲しいやつ、気取ったやつ、馬鹿なやつ、写真撮るやつ
色んな人間が、色んな顔して行き過ぎてゆく
新宿の目、
恐らく、世界で最も多くの人間を見つめてきた「目」であろう、何も言わずに。
ところで、
写真では伝わらないが、
新宿の目は光っており、黒目(?)と目頭の部分は、不気味な模様がウヨウヨと蠢いている。
2011年の震災以降、ながらく消灯されていたのだが、
いつの間にか光を取り戻していた。
ちなみに今はLEDされてるんですって。
はい、それだけ。