命の別名 | 后バー有楽のブログ(さきバーうらく)

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交通会館地下1Fにある日本酒バーの日替わり女将が日々をつづります。

お疲れ様です。
火曜日女将のメグミです。

すっかり秋模様の空となりました。
皆様どんな風にお過ごしでしょうか。
秋の味覚、楽しんでますか?

后バー有楽は今週も
美味しいお酒で、いっぱいです。
早速、御紹介します。
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↑画像右から
島根県の「月山」
岐阜県の「小左衛門」
秋田県の「まんさくの花」
広島県の「神雷」
佐賀県の「七田」
富山県の「羽根屋」
富山県の「吉乃智」
などなどです。
是非、お試しになられてみて下さい。


さて、この秋、皆様も
御覧になられましたでしょうか?
新宿武蔵野館にて
上映されておりました
「一献の系譜」
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能登杜氏を題材に
日本酒が醸される上での発酵の神秘と
醸造家達の果てない研鑽
そして熱い情熱が
克明に描かれたドキュメンタリー映画

感動のあまり
私、2回も観に行ってしまいましたが
美しくも激しい能登の自然と
そこで続いてきた人々の営みが
切々と伝わってきて
日本酒の造りだけにとどまらず
命の根源や
その在り方についてまで
とても考えさせられる時間を
与えて頂きました。

古来より神事としても
保たれてきた、この醸造術が
今も更に磨かれつつ
続いてきた理由が
分かりやすく説かれていて
日本酒ファンでなくても
胸に響くものが
ある映像だったと思います。

発酵って
不思議なものですよね。
人智を超えた世界の
まさに神のみぞ知るような異域のワザ

大袈裟かもしれませんが
いつもお酒を呑む度に感じています。
まるで
そこで命が躍っているように

お米と水と空気と
そして、あらゆる菌と酵母とが
その、いっときの出逢いと
タイミングで混じり合って輝く妙味
まるで一期一会の
ヒトの出逢いと同じようにして
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♪何かの足しにもなれずに生きて
何にもなれずに消えてゆく

僕が いることを喜ぶ人が
どこかに いてほしい

石よ 樹よ 水よ ささやかな者たちよ
僕と生きてくれ

繰り返す哀しみを 照らす灯を かざせ
君にも 僕にも すべての人にも

命に付く名前を「心」と呼ぶ
名もなき君にも
名もなき僕にも♪


神様に捧げられるべくして造られた
この「日本酒」というものを
今は自由に呑みかわせる喜び。

「一献」は「一魂」なのでしょうか。

皆様と、その喜びを共有出来る幸せに
改めて気付かせて貰えた
素晴らしい映画でした。

まだ御覧になってない方の為に
アンコール上映とかあればいいのにな
どうなのかな?
DVD化が待たれる感じでしょうか。



あ~‥‥又、「后バー有楽」に
関係無い話しちゃいましたね。

でも「開運」さん
クローズアップされてたからいいよね。
‥‥どうもスミマセン‥‥。

美味しい日本酒が呑みたくなる訳です。
そんな時は是非、当店へ。

いつでも美味しい「開運」や
いつでも美味しい日本酒の数々を
御用意してお待ちしております♪



「后バー有楽(さきばーうらく)」
TEL 03-3216-1610
{9567A044-6682-4FE6-9AA5-422A24964B07:01}

朝晩が、だいぶ涼しくなりました。
御身体に気を付けてお過ごし下さいませ。


ここまで、お読み下さって
有難う御座いました。