昨年放映されていたドラマ、アンナチュラルの主題歌の「レモン」。

わりと好きで、ユーチューブで何度も再生しています。

主人がお風呂でスマホで聞いていることがあり、主人もこの曲が好きなんだなぁと思っていました。

一緒に年末の紅白を見ているときに、主人が「この曲好きなんだよね」と。

「私も好きなんだよ~」と、それだけの会話をしました。

 

私はこの曲を聴くとき、歌詞に出てくる「貴方」を、実は10代後半から20代前半の6年間お付き合いした主人の前の彼氏のことを思い出してしまうのです。

いや、色々と不満はありますが、主人と結婚して心から良かったと思っていますし、本人には言いませんが私の人生で、主人は息子の次に、大切で大好きな人です。

やはり息子を越える存在はありませんがにやり

 

元カレとは6年の腐れ縁で、最終的には彼が結婚を決断してくれず、私がしびれを切らして婚活を始め今の主人と出会い、正直にいって乗り換えました。

元カレと主人を比較すると、総合して考えて主人と結婚できてよかったと心から思いますが、その一方で私は、元カレと過ごした、若い幼い自分にとって青春のような甘酸っぱい20代前半のころを懐かしく愛おしく記憶しているようです。

因みに今は元カレに対する愛情みたいなものはさっぱりありません。

正直、私の中で「結婚してくれなかった男」なわけですから。

結果的に主人と結婚した方が間違いなく幸せだったと今思っているので、結婚してくれなくて本当にありがとうという気持ちはありますが。

よく男性は過去の女性はフォルダ保存して、女性は記憶の上書き保存をすると例えられますが、私はこの典型的なパターンだと思いますニコニコ

だから、私は「レモン」を聞くと、自分の少し遅い青春を思い出すような感覚になって、切ない気持ちになります。

一方で、主人は「一体、だれを頭に浮かべてこの曲を聴いているのだろう」と何となく昔の彼女を想像して勝手にヤキモチを焼いています笑。

 

夫婦だけのときはまだそれなりに恋人気分もありましたが、妊娠して息子が生まれて、特に息子が生まれてから1年弱くらいは本気で主人に対してかなり愛情が下がるようなタイミングがありました。

ちょうどそのとき主人は仕事でパワハラ上司に毎日怒鳴られ業務も激務で余裕のない時期。

私も、息子がわたしにべったりで離れられず、寝不足で、初めての育児で不安ばかりで、余裕のない時期でした。

そんな時期を経て、1歳から2歳の1年間は主人は休日は本当に良いパパで、例えば私が明日から10日間家に居なくても息子もそこまで精神的に不安定にならないだろうな、というくらい主人に懐いています。

なので、もう今は3人での幸せな生活が基本で、寝室も別だし、主人の隣に居ると必ず息子が割り込んでくるので、恋人感は全くありませんが、本当はたまに少しヤキモチをやいたりそういった関係の方が良いのかもしれないなぁとも思います汗

そういった面でも、子育てにある程度目途がついたら、働いて見た目にも気を使い自分の時間をもち女性としての魅力を持っていたいです。

 

友人夫婦でもいますが、子供が居ても自然に恋人みたいに居られる夫婦は本当に素敵ですね。

私は子供たちが巣立った後、夫と仲良く残りの人生を楽しみたいので努力してそのような夫婦になりたいなぁと思います。