ひょうたんから空
夏になると読みたくなる本があります
『ミタカくんと私』
『ひょうたんから空』
どちらも銀色夏生さんの小説。
どうして買ったのか覚えていないけど、なんとなく手に取ったんだと思います。
夏で食欲が落ちている時も、登場人物が食べているものが美味しそうで食べたくなったり、ゆるーいやりとりが心をほぐしてくれます。
学生の頃、実家の縁側に寝転んでよく読んだので、その時の風景も蘇ります。
強烈に楽しいことが特になくても、
そのために苦しいことがふえるよりは、
なにもないけど平和な今がしあわせと思えたりする。
(「ミタカくんと私」より)
主人公ナミコの心情。私も同じタイプかも(笑)
刺激のある生活もあこがれるけど、私に合っているのは平凡な日常を楽しく過ごすことのような気がします。
色々チャレンジはしてみたいけど!
「・・・最近、いつもこの四人だよね。
飽きたな・・・。 誰か新しい人と接したい」
「オレも」
「オレも」
「ママも」
この自由な感じもいい(笑)
ただ日常が過ぎていくだけという作品が好きです。
それにちょこっと変わった登場人物が出てきたり、独特な価値観をゆるっと包んでくれるような世界観が好き。
ドラマ『すいか』も夏になると観たくなる作品。
好きなシーンはたくさんあるけど、
「おはようございますっ」
「おはようございます」
「あの、そーめん食べますか?」
「今いいです」
「あっ、わかりました!おやすみなさい」
という、ハピネス三茶でのやりとりのところがお気に入り。
すごく心地が良いです。
そして、最近買った本
『団地のふたり』
ドラマ化するというので知った作品です。
ぱらっと見たけど私が好きそうな感じだったので、読むのが楽しみです♪
(実はホラーなんてことはないよね??)