そんなことは言ってもさぁ ”ちぃ”編 | 朱色の関係

朱色の関係

毒喰らわば皿まで。この不倫、どこまで行くのだろう?

私の両親の〇寿の祝いを行うために”ちぃ”を召喚。

ついでに早めに動け!とアドバイスをもらったので

”ちぃ”の成人式の着物選びをする。

殿はこの成人式の写真にものすごくなぜか抵抗をする。

そんなものにお金を使って~、と以前言われた。

もともとそれ用に貯金はしていたので、

別に殿に請求しないんだけどな~と思いつつ、

以前に向こうの娘さんときになんかやらかしたんだろうな、と

思うことにする。

一緒に写真にぐらい納まってくれてもいいのにねぇ・・・

もしかしたら遺影になるかもしれないのにさ。

そう成長しないとはいえ、30歳ぐらいサバ読んだ写真だったら

遺影で「ん?」と言われるかもしれないけど、

10歳ぐらいならイケルでしょ。

 

で、”ちぃ”帰省時に殿にもお迎え、一緒に行く?と

声をかけてみる。

ホイホイついてくる。

こういうとき、何故かめっちゃ動きがいいのよね。

ちょうど忘年会シーズに入りかけな週末なので、

車が多くて、動きにくそうなので久しぶりバスにのって

駅までお迎えに行く。そこで殿と待ち合わせ。

しかし”ちぃ”のバスも遅れているわ、私のバスはそもそも時間通りに

来ないわで、殿にはのんびりおいで~と言っていたのに、

なぜか時間ピッタリにはくる殿。

そわそわするデートのときみたいよ、殿。

 

そんな遅刻のバスの中で、

最初に殿に出会った頃の記憶が何故か蘇ってくる。

最初、殿から電話を貰ったとき、バスの中だったな~と。

季節も時間も全く違うのに蘇る記憶。

ま、バスなんて10年ぶりぐらいに乗ってからかしらね。

 

思えば遠くまできたもんだ。

なんかそんな言葉が思い浮かんだわ。

 

”ちぃ”に会ってからは、ほぼほぼ母と娘で喋り倒してたけど、

それをニコニコして聞いて、見ている殿。

で、家に帰って、人目も関係ないので、ぴょんぴょん跳ねるように

甘える”ちぃ”を嬉しそうに見つめ、ハグする殿。

 

本当、可愛いのよねえ~、殿にとって。

めっちゃそんなオーラが出ているわ。

lineのやりとりを殿に報告するときは

結構冷めたこと言うのにねぇ。