今日は「お豆を煮る日」です。

特にこの日って決めていなかったのですが、

スーパーで「レンジで蒸した大豆ができる」なるものを試食して、

「大豆っておいしい」で、”ちぃ”が嬉しそうに食べていたので、

じゃ、煮よう!と。

1晩お豆を浸すのは、ま、このぐらいの時間でいいかで、

かなり適当に開始。いつものことだけど。


ことことに煮出したら、

大豆の甘い匂いがしだして、幸せな気分でした。

今も台所はその匂いかかすかにする、幸せな場所です。


昔、祖母が味噌を手作りしていて、

そのときにこの匂いがしていたのを思い出しました。

ふかした大豆を引いて、甘い大豆のペーストを

つまみ喰いしては祖母に「味噌にする分がなくなる」と

笑われていた思い出。

”ちぃ”も「つまみ喰いする?」が大好きで、つまみ喰いなら、

なんでも食べる子です。だから今は私の代わりに”ちぃ”が

たくさんつまみ喰い。幸せな光景、ですね。


そんな思い出とともにある祖母の手作りの漬物類。

その味が基本になっているので、

いまだに市販の梅干は嫌いです。

漬物もちょっと・・・です。

手作りの、それも漬かり過ぎた感のあるすっぱいのが好きなのです。

他の人の漬物でも手作りのものは何でも大歓迎!なので、

手作りならではの味って染み付いているんだなって思います。


なので、大豆を煮ながら、そんな私にちょっとうっとり。

母が漬けた梅干は味がイマイチだったので、

今年は私がしっかり塩を効かせて作ろう、とか。

そんなことを思う台所でした。


殿にはそんな匂いの思い出があるのかしら?

お饅頭をふかしたおやつの思い出は聞いたことがあるんだけど、

ごはんの思い出はないのよね?