殿は帰り際にハグをして

「今年1年、ありがとう。

来年もよろしくね。」と言いました。


今年もいろんなことがありました。

冷却期間を設けた殿との大きな喧嘩は3回ありました。

そしてその喧嘩の代償として手に入れたものは

それなりに大きくて、それなりに2人の絆を

今まで以上に強くしてくれるものでした。

そういう意味ではもう1人の彼女に感謝。


今年は絆を強めてくれる子ども達との生活に加え、

さらに強化しにきてくれた3番目の子。

殿は「男の子だったらもう名前が決まっているし、

女の子だったら、今度は僕が名前付けてもいい?」だそうで、

「この子が生まれる頃には仕事も忙しくなっているし、

子どもが3人になったら、今度こそ、僕が手を出さないと

毎日が回らないだろう?」とすでにやる気満々で、

いきなり家族に目覚めた殿に私はびっくりです。

今年初めには臨月な私を置いて、彼女と海外旅行に

行こうとしていたのにねぇ・・・


少しずつ殿は家族に目覚めたのかな?という1年の

締めくくりとなりました。

でもまだ安心しきれない何かを殿は持っていて、

信用よりも、どこかしらで「コイツは!!」に似た、

幻滅感で、変に安定しているのかもしれません。


私にとってのこの1年。

家族というものを再度考える1年となりました。

そして自分のライフプランを考えて焦りもしたけど、

元の木阿弥、というか、さらに過酷にしてしまう出来事を

迎えたりして、「大人しくしておけ」という1年だったか、と

思います。


殿はどんな風にこの1年を思っているのでしょうね。

たぶん感傷に浸る間もなく、仕事をしているのでしょうけど。

聞いてみよ。