フランスでまず妊娠が判明すると、generalist (ジェネラリスト)と呼ばれるかかりつけの一般医か、gynécologue (ジネコローグ、通称ジネコ)に行き、血液検査の処方箋をもらいます。その処方箋を持ってラボラトワに行きます。ラボラトワはどこでも大丈夫なので、私は家から歩いて5分のところに行ってました。
ジェネラリストの仕事はもうこれで終了!そのあとはジネコかsage femme(助産婦さん)のところで毎月検診を行います。私はsage femme にしました。優しいイメージがあったので。
それとは別にエコーはエコグラフィストの元で行います。
日本なら一つの産婦人科で済むはずのことが、ジェネラリストに行ったり、ラボラトワに行ったり、sage femme 、エコグラフィスト、と、ほ〜んとめんどくさいことになってます
ちなみに、エコーの回数は全妊娠期間において、たったの3回驚きの3回‼️!
12週、22週、32週で行います。
12週まで一回もエコーがないなんて、ほんとビックリだし、不安な日々を過ごすわけです…
日本なら12週までは安定しないからまめにチェックしてくれるみたいだけど、フランス的考えだと「12週までに何かあった場合はそれは避けられないこと(染色体異常による流産)なので、仕方ない」とのこと。私の友人が妊娠初期に出血が始まった時も友人のフランス人旦那は「妊娠の最初の3ヶ月は何しても大丈夫なんだよ」と私からしてみればだいぶトンチンカンな事を言ってました。結局その子は流産してしまい、だいぶフランス的考えを憎むキッカケになってしまいました…。
国によってほんと違うし、私の場合は日本的考え、フランス的考え、イギリス的考えを汲まなければならずなかなか戸惑う日々でした。
エコーは回数が少ない分、一回にじーっくり見てくれます。それは良かったかな?
エコーはあまり体にいいものではないので、回数が少ないらしいです。日本の話をしたら驚かれました。しかも夫には「日本で2週間に1回来いと言われてもエコーはあまり体によくないから行くな」とかこれまためんどくさいこと言われたり…
初めはほんと何をどこでどうすればいいか分からないまま、フランスでの妊婦生活は始まったのでした