まだ

開幕戦終了から4日しか経っていないにも関わらず

今週はマレーシアGP

なんだか最近はスケジュールも不明だゎ


そんなマレーシアGPの

木曜日インタビューーーーーーーーーーペンギン

セバスチャン・ボーデ   トロ・ロッソ

ルイス・ハミルトン     マクラーレン

ニコ・ロズベルグ     ウィリアムズ

セバスチャン・ベッテル   レッドブル

キミ・ライコネン      フェラーリ

ジェンソン・バトン     ブラウンGP




Q: セバスチャン(ボーデ)、あなたから質問します。先週末のメルボルンに対する感想はいかがでしょう?
セバスチャン・ボーデ: みんなも知っているように、僕らはメルボルンにあまり走行ができていないマシンを持ち込んだ。だから最初の数日間はテストセッションみたいなものだったよ。予選は僕にとってあまり良くなかったけど、レースではかなり波乱の展開になったね。セーフティカーが導入されたときにピットストップを行って、ファイナルラップまで走れる分の燃料を積むというギャンブルに出たんだ。その作戦が完ぺきに機能したとは言えないけど、少しはポジションを上げることができたよ。シーズン開幕戦としては良かったと思うし、波乱の展開の中で2台がレースを完走できたことは悪くない。僕が手にしたポイントが確実に認められるかはわからないけど、気にしないさ。シーズンは長い戦いになるだろうし、シーズン終盤のマシンはもっと開発が進んでいることだろう。パフォーマンスレベル改善ができればいいね。

Q: あなたのF1残留は最後に決まったものですが、体力的にも精神的にもシーズン開幕戦に向けて準備ができていると感じましたか?
ボーデ: もちろんだよ。特にレース開始12時間前はそうだった。最も大きな問題はマシンに対する知識さ。今でも新しいパーツの供給を受けている最中だけど、今後についてどうなるかはかなり難しい状況だ。どうやって対応していくかってことがね。大きなチャレンジになるけれど、時間経過とともに改善できるよ。

Q: ルイス(ハミルトン)、このレースに対するフィーリングを教えてくれませんか? 過去2年、あなたは予選を4位で通過しました。ペナルティも受けましたが、2007年には2位表彰台に上っていますね。
ルイス・ハミルトン: ここで得た経験はそんなに悪くないものばかりだ。昨年は最高の成績を得たわけじゃないけどね。本当は3位になれたはずなんだけど、ピットストップでトラブルが発生してしまったんだ。それでも僕が強さを発揮してきたコースだし、ハードワークを重ねるだけじゃなくて楽しめるコースでもある。このところはそうでもないけど、天候も素晴らしい。気温が高いことでシーズン中最もタフなレースになるだろうから、ドライバーにとっては挑戦だよ。今週末も再びタフな戦いになるだろうし、この会見に参加しているドライバーたちと比べると速いマシンを手にしているわけではないんだ。だけどできる限りの仕事をするつもりだよ。

Q: KERS(運動エネルギー回収システム)をメルボルンで使った感想はいかがですか? どこで使用したのか、また益を得られたと感じていますか?
ハミルトン: 毎周使ったよ。KERSを持っているドライバーたちは誰もが同じ使い方をしたはずさ。使える分だけ使うんだよ。前にマシンがいる時は最大限の出力にして使うこともできるけど、そうなるとストレートエンドでの速度アップにつながって、オーバーテイクチャンスが広がるんだ。だけどストレートエンドでオーバーテイクするときは、やはり少し遅らせて進入することになる。おそらく今週末のコースは長いストレートがあるだけに、もっといい状況になるだろう。

Q: このサーキットでも使うんですね?
ハミルトン: 今のところ僕が知っている限りはね。現時点では十分な信頼性を保っているけど、これから良くしていくためにはさらなる作業が必要だ。

Q: ニコ(ロズベルグ)、オーストラリアGPのフリー走行では3回共に最速でした。レースではどう感じていましたか?
ニコ・ロズベルグ: 不運なことに、結果的にはレース中に最高の走りが引き出せなかった。いろいろな理由が関係しているけど、チームとして最高の仕事ができなかったんだ。だけど6位3ポイントという結果は予想以上のものだったよ。開幕戦でこのような基礎を築くことができて満足だし、いいシーズンを期待している。


Q: ここセパンでは2006年に3番手でしたが、2回もエンジン交換を経験していますね。過去のデザインコンセプトには問題があったと思いますか?
ロズベルグ: 過去には信頼性の問題もあったし、僕らが力強さを発揮できるサーキットではないね。いい結果を残すこともあるんだけど、このサーキットではさらなる期待を抱いているよ。メルボルンはマレーシアとはかなり違うサーキットだから、もう少し注意深くなければいけないだろう。昨年はいくつかのセットアップミスがあったためにパフォーマンスに影響が出てしまった。だから今年のレースは楽しみにしているよ。

Q: かなり楽観的に考えているんですね?
ロズベルグ: ああ、そのとおりだよ。

Q: セバスチャン・ベッテル、ロバート・クビサとの接触について教えてください。その件についてどう感じていますか?
セバスチャン・ベッテル: オーストラリアで言ったことを繰り返すまでさ。ターン1がうまくいかなくて、ロバートがスピードを上げてきたんだ。僕はソフトタイヤを履いていたからあの場面はちょっと手こずっていたけど、彼はハードタイヤを履いていたんだ。それでターン3のブレーキングで僕はポジションを守ろうとした。僕が内側にいたから注意深くブレーキングしたんだ。内側は路面が汚れているかわからなかったからね。彼のほうがブレーキングを少し遅らせていた。ブレーキング中に彼に追いつかれて、サイド・バイ・サイドになったんだ。その時に彼がエイペックスに向かってマシンを動かし、僕のために余地を残してくれていないことに気づいた。接触を避けようとしたんだけど、あの時点ではもうチャンスがなかったんだ。最大限右に寄っていたからね。それで縁石を乗り越えて接触したってわけさ。僕はフロントウイングを失い、結局マシンコントロールができなくなった。それが僕らにとってレース終了を意味したのは残念だったよ。基本的にはそんな感じだけど、他に言うこともないかな。

Q: さらにここではペナルティを受けますね?
ベッテル: もちろんペナルティを受けることに満足してはいないよ。僕にとってはレーシングインシデントだったからね。彼をレースから除外させる結果になってしまったけど、彼と共に僕もレースを諦めたんだ。彼が悪いわけじゃないけど、僕ら2人とも悪くないんだ。力強い週末とレースを送っていたけど、残り数周というところでうまくいかなくなってしまったことは残念さ。だけど今後は最高の仕事をしなければならない。僕らはいいマシンを持っていると思う。オーストラリアGPにいいマシンを持って行けたのだから、このグランプリにもそうであることを期待しているよ。このサーキットは少し違うタイプだし、ルイスが言ったように天候も現時点ではあまり良くない。日曜日の決勝を見てみなければわからないけど、とにかく可能な限りハードワークを重ねてできるだけいい結果を出したいね。

Q: キミ(ライコネン)、先週使ったKERSについて教えていただけますか? どのぐらい使用したのでしょう?
キミ・ライコネン: 常に使ったよ。テストよりも実戦で使ったほうが良かったんだ。だから使用しない理由が見つからない。



Q: ここマレーシアでは2勝していますね。あなたにとってはいいサーキットと言えますか?
ライコネン: このサーキットは好きだよ。たまにトリッキーな時もあるけどね。素晴らしい場所だし、他とは少し違うんだ。湿度もかなり高いし。雨が降ると激しくなるから、今週末がどうなるか見てみようよ。

Q: オーストラリアGPに臨む前と比べると、より楽観的になっていると言えますか?
ライコネン: 先週末はアクシデントがなければいい結果が得られたろうからね。確かに今は僕らが望むほどのスピードがないけれど、このサーキットは完全に違うコースだ。オーストラリアと比べるとノーマルなサーキットだから、ここで僕らが何をできるか見てみようじゃないか。だけど僕らのマシンはそんなに悪くないと思っているし、すべてがうまくいけばいい結果が得られるはずだよ。

Q: ジェンソン(バトン)、メルボルンから直行してきたのですか?
ジェンソン・バトン: そのとおりさ。この2戦の間は1週間しかないから、直行しなきゃダメなんだ。メルボルンでの週末を終え、素晴らしい気分だよ。僕自身にもチームにとっても最高の週末だったと思うけど、次の戦いを見据えてもいるんだ。今週末のレースが楽しみさ。

Q: このサーキットはあなたにとって相性のいいコースですね。フロントローからスタートした経験もありますし、3位表彰台も何度かあります。マシンはオーストラリアGPでとても速かったですが、どのサーキットでも速いのでしょうか?
バトン: そう願いたいね。冬季テストでは2つのサーキットを走って速かったし、メルボルンでも強かった。だからここでもコンペティティブだと期待したい。ただ、ライバル勢と比較してどのぐらい速いかどうかはわからない。だけどこのサーキットは楽しいんだ。高速区間があるサーキットで、僕らのマシンには適していると思う。低速コーナーもいくつかあるけど、その区間も得意だろうね。メカニカル的にも僕らのマシンは強いんだ。このサーキットに初めて出ていく明日が楽しみだよ。天候によっては、メルボルン以上にトリッキーな週末になるかもしれない。セーフティカー導入によってレースがミックスされたけど、ここでは天候がどうなるかわからないからね。レース週末を通じてどうなるか予測するのが難しいんだ。


Q: ジェンソン(バトン)最高のマシンを擁してご気分はいかがですか?
ジェンソン・バトン: 新たな気分だね。最高さ。僕らの何人かは過去、コンペティティブなマシンでここに来たことがあると思う。それははっきり言って、いい気分だ。おかしいのは僕らが過ごしたこの数年とこの冬の後、初戦に挑んで優勝して、確かにエキサイティングでかなり感情的にはなるけど、かなり早くにそれはもう終わりって感じで、もう次のレースのこと(を考えている)。先頭にいるのにはすぐに慣れるものさ。だってF1までのカテゴリーでやってきたことだからね。

Q: KERSについて皆さんに質問です。現時点ではオフェンシブ(攻撃的)なボタン、あるいはディフェンシブ(防御的)なボタンのどちらだと思われますか? KERSをオーバーテイク阻止よりもオーバーテイクすること自体に使用されていますか? KERSをお持ちでない方々にはオーバーテイクされる際に使われたこと、あるいはオーバーテイクを防がれる際に使われたことがあるのかをお教え願います。
ニコ・ロズベルグ: KERSを搭載した多くの人と争う、ものすごいレースだったから、実際に僕はかなりチャレンジングだなと思った。オーバーテイクするのも難しいけど、KERSを載せている人が真後ろにつくのは本当に速いから守る方も相当難しい。それがだいぶ難しくしているけど、このスポーツには必要なことだと思うから、その点についてはかなりいいと思う。
ルイス・ハミルトン: たぶん、守る方が良かったと思う。どこかでマズイ出方をして後ろに速いマシンがいる時、例えば、いくつかのコーナーでトヨタは僕に近づけなかった。スリップストリームの終わりとか、コーナーに向かうとき、誰かを追い抜いているときはそれに十分なだけ近づける。守るという点ではアドバンテージだった。
キミ・ライコネン: 僕らはラップタイムに生かす。もちろん、オーバーテイクや自分のポジションを守る時にも役立つけど、レース中に自分がそれを使いたい時に何が起きているかによると思う。
セバスチャン・ベッテル: それを使っている人たちは主にラップタイムにアドバンテージを得るんだと思うし、もちろん、レースでパスする時や抑える時にも役立つんだと思う。パフォーマンスを増やすために使っているし、そうじゃなきゃ使う意味がない。

Q: ジェンソン、天候を気にされていましたね。あなたは今回のレースで2連勝を挙げる筆頭候補ですが、今週末がウエットコンディションになり、レースが暗くなる時間帯に行われることでその可能性を密かに害するかもしれないことを心配されていますか? チームメイトのルーベンス(バリチェロ)がウエットに強いことは存じておりますが、ウエットでドライブするにあたってのアプローチを少しご説明いただけますか?
バトン: そうだね、僕自身はウエットでのドライビングに実際問題はないから、それほど心配はしていない。過去2年、僕らは雨を願ってレースに向かった。普通なら僕らは後方なんだけど、雨が降ればレースにちょっとは期待が持てるからね。だけど、速いマシンがある時はいつだってドライを望むし、セーフティカーだって入ってほしくはない。そよ風さえ望まないからね。だから、今週末はとにかくドライの方が良かったけど、どうやら午後はストームの予報が出ているし、レースは17時だ。そうなればちょっと難しくなるし、確かに少しやりがいはあるけど、正常の進行で行かれればと思うし、ウエットでも優れたマシンであることを願っている。僕らはマシンをウエットでまだテストしていないけど、いいマシンだし、ウエットでも機能してくれることを願うだけ。僕らが取り組んだのはフロントウイングのアングルだけで、その他はウエットコンディションで適応させていかなきゃいけないから、レースの前に何度かウエットで走られるといいね。


Q: ルイス(ハミルトン)、われわれはスチュワードの裁定を待っているわけですが、彼らがご自身とヤルノ(トゥルーリ/トヨタ)の両者から話を聞き、すべてを再考しなければならなくなった、日曜日から今日までの変化についてお教え願えますか?(訳注:記者会見後、オーストラリアGP決勝結果において、ハミルトンの失格、トゥルーリの3位復活が決定)
ハミルトン: そうだね、僕が言えるすべては、ヤルノのペナルティが公正だったかどうかに関係なく、彼らが状況を解決しようとしていて詳しく調べているってこと。それが僕にいえるすべて。

Q: レース後のインタビューや発言、あるいは無線でのご自身とエンジニアの会話など、ということですか?
ハミルトン: 彼らが持っている情報っていうこと。これについて僕は多くを語るべきじゃない。今は再調査されているところだから、僕らはどうなるのか成り行きを見守らなきゃいけないと思う。

Q: キミ(ライコネン)とルイスに質問です。セオリー上、KERSはリスタートで有利かと思いますが、メルボルンではさほど役に立っているようには見受けられませんでした。冷えたタイヤが影響したと思われますか? また他のレースでは違った形になると思われますか?
ライコネン: さっきも言ったけど、いろんな状況による。80馬力を得られるってだけじゃなく、誰かの後ろに近づいたり、追い抜くのが楽になったりする。マシンが良いか悪いか、うまく走られるかどうかで、リスタートのジャンプにつながんだ。単純なものじゃないんだよ。スタートでは確実に役立つけど、リスタートはそれほど簡単じゃない。
ハミルトン: タイヤがとにかく問題だと思うし、タイヤに熱を取り戻せないとオーバーテイクは誰もできない。

Q: ルイスとキミにうかがいます。発進して何秒後にKERSからブーストを感じられますか? 実際に使用できるまでには時速100kmに達しなければならないかと存じますが、後押しを感じるまでに何秒ほどかかるのでしょうか?
ハミルトン: スタートで使ったことがないから。僕はメルボルンのスタートで使っていないんだ。僕の知る限り、思うがままにボタンを押せるよ。ちょっとばかし、後ろから押される力を感じられるんだけど、クールだね。ボタンを押せば、機能するさ。

Q: タイヤについて質問です。レースにおいてコンパウンドの差の大きさの影響はいかばかりでしょう? この先のレースで戦略はどの程度変更されるのでしょうか?
バトン: タイヤ選択といくつか別の戦略が採れるから、よりエキサイティングになったように思う。メルボルンでは柔らかい方のタイヤでほとんどの人がグレイニングを抱えていたこともあって、セーフティカーの導入が大きな違いになったのは間違いないから、どっちが良かったかははっきりしない。ここではソフトタイヤとハードタイヤがある。ハードタイヤはまだテストしていないから、ここで履いた時にどうなるのかを見るのはおもしろいだろうね。たぶん、熱入れに数周かかるんじゃないかと思っている。どちらがより優れたタイヤか、レース向きかを見いだすのは難しくなるだろうけど、まさに明日それに取り組むことになっている。
ライコネン: 硬い方を履く人と柔らかい方を履く人がいる場合はレースがもっとエキサイティングになるのは間違いないから、マシン同士のラップタイム差はより大きくなるし、だからオーバーテイクも見られるんだと思う。時々、思うとおりに機能させるのがちょっと厄介なこともあるけどね。僕らにとってはソフトタイヤが前回それほど長くもたなかったから、(ピットに)戻ってタイヤを交換したのは、いい手だった。レース中、いずれかのポイントで誰もが合わないタイヤに苦しむ時が来る。僕らはそこから取り組むことに決めた。
ベッテル: 僕は戦略に影響を与えると思う。誰もが週末を通して苦しんだソフトタイヤを最後に持ってこようとしたから、たくさんの人が最後のストップをかなり遅めにしていて、本当に、本当に短い最終スティントだった。ある意味、トリッキーだよね。ソフトとハードの差が大きい。オーストラリアではとりわけその差が広くて、ハードは熱入れが難しくて、ソフトは長持ちさせるのが難しかった。ここではどうなのか見ていくつもり。ハードコンパウンドを楽しみにしているんだ。完全に新しいコンパウンドだし、まだ誰も経験したことがないからね。だから、ここでどう機能するのか見ていく。
セバスチャン・ボーデ: 戦略を選ぶ時にはちょっとトリッキーな状況になるのは明らかで、セーフティカーがいつ入るか、なんて誰にも分からないからね。これが自分の戦略がうまくいくかどうかの決め手さ。楽なレースで何が起こるのか分かっているのなら、それを踏まえて選択できる。間違っている可能性もあるけど、セーフティカーがすべてを台無しにし始めるならチャンスは少なくなるし大問題だ。個人的にはそれほど好きじゃない。すべてをコントロールできないから、ドライバーから多くのことを持ち去ると思うし、ちょっと人為的だからね。でもショーのためにはいいことだと思う。
ハミルトン: 彼らが全部言ったから、付け足すことはないな。両方のコンパウンドの違いはかなり大きいけど、レースはもっとエキサイティングになる。
ロズベルグ: F1にとっては本当にいいことだと思う。うまく使うにはチームにとってかなりチャレンジングだからね。自分が何をするのか、どうするのか、タイヤによって変わるから戦略を解く大きな挑戦だ。メルボルンを見る限り、レースは最高になると思う。僕はとりわけその犠牲者だったしね。大きく順位を落とした。彼らが完全に遠ざかって言ったから僕はとにかくソフトで遅かったけど、いいと思うし、満足だよ。

Q: ジェンソン、ここでもメルボルン同様、ブラウンGPが他に圧倒的な利を得る状況になると思われますか? より接戦になる、もしくはギャップが広がると予想されますか?
バトン: どうだろうね。まだ分からないよ。この質問にはすでに答えているはずだけど、メルボルンでさえ、僕らにどれだけのアドバンテージがあったのか実際に僕らは知らない。セーフティカーとかがあったら難しいよね。でも、メルボルンでは完ぺきな週末を過ごせた。ここでも完ぺきな週末になれば僕らは強力だろうけど、ここはかなり難しいサーキットだし、他のチームが強い可能性がある。僕らの知る限り、KERSを搭載したマシンはメルボルン以上に大きなアドバンテージを得るようだから、彼らを見ていかなきゃいけない。特にフェラーリはね。アドバンテージがあればいいとは思うけど、土曜日の予選までは分からない。

Q: ジェンソン、現在のあなたは無敵のようですが、どなたが立ち向かってくると思われますか?
バトン: 1レース終わっただけじゃ僕らが無敵だなんて言うのは難しいよ。分からない。レッドブルが速かったのは確かだし、メルボルンでは僕らの予想以上に速かった。彼らが上位につけてくるチームだとは思っていなかったんだ。それからフェラーリは追い付いてくるはず。彼らはいつだってそうする。この2チームが僕にとってはコンペティティブになるだろうチームだし、BMWもそうだね。今年はかなりチームが入り乱れている。かなり接戦みたいだ。僕らがわずかにアドバンテージを持っているようだけど、誰もが接戦で複雑。それでこそエキサイティングだし、今回のレースでは別の人が目立つと思うよ。

Q: ルイス、先の日曜日のレース終盤、何が起こったのかあなたの見解を聞かせていただけますか?
ハミルトン: 僕に言えるのはただ・・・。ごめん、いつもなら喜んで答えるけど、現時点で決議中の状況だから、僕がそれについて話したり、それについて今議論したりするのは不適切だと思う。終わったら話せると思うよ。

Q: 皆さんにうかがいます。日曜日の表彰台の上から2つを変えるには天候しかないと思われますか?
バトン: そうでないことを願うよ。じゃなきゃ、他になんて言えばいいのさ。
ボーデ: 今(ストームの真っただ中)みたいな雨だったら、ボートレースにすべきだね。
ライコネン: 今みたいな雨が降れば何かしら、あるいはすべてを変えてしまうかもしれない。どうなるだろうね。
バトン: 今みたいな雨だったら、コース上にとどまることと戦わなきゃいけないじゃん。この数年、僕はウエットでそれと戦ってきたんだ。
ベッテル: うん、そうなると思う。過去にもあったしね。まあ、僕はそんなに年が上じゃないから経験はないんだけど、ウエットコンディションでオーダーがごちゃまぜになったレースはたくさんあったと思うし、表彰台が違ったってこともあったと思う。

Q: すみません、質問の真意は天候だけが変化を生むでしょか、ということでした。今回のグランプリで勝利を争える人はいますか?
バトン: ルーベンス?
ハミルトン: ウエットになれば誰にとっても、もっと運任せみたくはなるね。誰にとってもより困難になる。最速のマシンが勝てるわけでもなくなるし。コース上にマシンをとどめ続けられて、タイミングよく適切な場所にいたドライバーが勝つってことだから、先頭にいようが、後ろにいようが誰にも同じチャンスがある。
ボーデ: やってみなきゃ分かんないよ。僕らはこのマシンが雨でどうなるのかさえ分からないから、僕らが答えられるとは思わない。
ロズベルグ: 質問に答えると、雨が降らなければブラウンGPが優勝で、雨が降れば何かしら少しは変わるかもしれないけど、雨は僕ら全員が何らかの方法でそれを変えるために持つ唯一のチャンスだ。

Q: 全ドライバーにうかがいます。FIAはブラウンGP、トヨタ、ウィリアムズのマシンすべてを合法と認めましたが、シーズンの第2のスタートと言われるスペインGPでは全チームがそれぞれのマシンを変更し、新たなチームが上位に、そして他は沈むことになると思いますか?
バトン: バルセロナがマシンのパッケージを見る最初のレースになると思う。今年は全員が前進を遂げてくるだろうし、大幅なルール変更があるから、ヨーロッパラウンドに入れば誰もが本当に大きく前進することになるだろう。それに、先頭のマシンはすべて注意しなきゃいけない。シーズンは終わっていないし、まだ1レースしかやっていないわけだから、ルール変更があったこともあって、皆が前進を遂げられる。パフォーマンスの面で誰よりも向上し続けられるかどうかは自分たち次第だ。

そんなこんなで

マレーシアGPの天候予想は雨雨

オーバーテイクがしにくいと言われている今年のレギュレーション

雨で混乱は起こるのでしょうか

雨でも変わらないのでしょうか

お楽しみです~~~~多分




おしまい