昨日、知多の半田へ行ってきました。

お目当ては、「黒牛の里」溶岩焼のランチ。

美味しいお肉を食べながら、まさに肉食系に変身した女子たちの話題は

政治経済から子育て孫育てまで幅広く、バッサバッサと一刀両断!?

 

ランチの後は周辺を散策しました。

ちょうど店から通りを挟んで向かいあわせに新美南吉記念館が建っています。

なだらかな丘のような建物が、その記念館。

半田は南吉の故郷です。

奥に童話の森もあるようですが、こちらには行きませんでした。

MAPに、「あじさいの道」、「せせらぎの小径」と記されています。

あじさいの季節でしたが、うっかり見逃してしまいました。

彼岸花の時期はきっと大勢の人で賑わうでしょうね。

今度ゆっくり回ってみたいと思います。

 

代表作「ごん狐」の小ぎつねごんはひとりぼっち。

ひとりぼっちのさみしさを知っているから、

ひとりぼっちの人を思いやる心を持っています。

 

「世の中には尽くしても尽くしても

理解してもらえないことがあるんだよ」と、

南吉のことばが胸に響きます。

 

ずっと以前、娘がまだ小学生の頃、

図書館か本屋で

「『ぎんぎつね』という本は置いてありませんか?」と

尋ねたことを思い出しました。

気の毒そうに、係の方が一生懸命探してくれましたが見つからず、

帰宅して、それを娘に話したら

「違うよ!『ごんぎつね』だよ」と爆笑。

あきれた母親です。

こんな間違いはしょっちゅうでした。