Mさんが読んでる本は何故か読みたくなる。
FB上での彼女のブックレビューは決して長いものではないのに、何故か惹かれる。
って事で1万円選書の本はまた傍に。
月の満ち欠け。
愛する人に会うために前世の記憶を持ちながら何度も生まれ変わる。自分の名前とその由来をその人が覚えていることを信じて。
途中、なんとなく読みたくない箇所もあったけど、最後の1行がとにかく素敵。
佐藤正午さんは、前世や生まれ変わりなんかについて、どういう考えを持ってこの本を書かれたのかはわからない。 わたしは信じている部分だから、瑠璃が生まれ変わった先の人達がなんらかの形で繋がっていることは腑におちたりする。現世で縁のある人は前世でも縁のあった人だというから。
読んで良かった本でした。
直木賞を受賞していたとは知らなかったー。一時、直木賞受賞作は読むぞ!っていう時期もあったのに。
やっぱり本読むのは好きだなっ。