みなさん。。。おはようございますニコニコ



昨夜は21時過ぎにお布団に入りました。


気温差からなのか、少々体調がよくなかったので、勉強や読書をすることなく。。。


とっとと眠ってしまいました。


9時間近く寝たのは久しぶり。


今朝は、まだ少し頭痛がしますけれど、昨日よりは幾分回復ですよ!音譜


やはり睡眠は大切ですね。



さて。。先日、友人の祖父がお亡くなりになったことを書きましたが、


そのことから、私も祖父や祖母が他界した時のことを思い出していました。


私はもう、母方も父方も祖父・祖母は他界して、この世で逢うことはありません。


それでも、まだはっきりと、祖父や祖母が云っていた言葉や、してくれたこと、覚えています。




もっとも最近他界したのは、父方の祖父。


今年になって亡くなったのですが、いまだに私の両親は誰もいない祖父の家に2週間ごとに


通っています。


祖父も、ずいぶん長い間施設に入っており、そのまま死期をむかえましたからね、


家に行っても、とくに何かをしなければならないというわけでもないのですが、


掃除をして、お線香をあげて、、帰宅するのだそうです。


いづれ、仏様は私の実家に移動することになっており、準備も進んでいますから、


それまでの間、誰もいない家でぽつんと残された仏様が寂しくないように・・・


という思いからのようです。




私が幼少のころ、祖母は自宅でお店をやっていました。


祖父はサラリーマンで働いていましたから、お店を切り盛りするのでさえ、


大変忙しい毎日でしたけれど、いつも祖母は、


「お家に入ったらすぐに仏様にあいさつしなさい」


「私たちがご飯にする前に、まずは仏様から先にご飯」


。。。と、もう、それはそれは大切にご先祖様を扱っていましたね。


そのせいか、私もいまだに、祖父母の家に行くと、先に仏壇の前で手を合わせる習慣がついています。




私が幼少のころは、全くあったことも見たこともないご先祖様が仏壇の中にいらっしゃいましたが、


次第に、身近な人たちが入っていき。。


とうとう、祖父母もそこへ。


でもね、不思議なものです。


実体こそないのに、しんとしづまり返った祖父母の家で、本を読んだり、お茶を飲んだりしていると、


今にも、祖母がいつものように独楽鼠のごとく、忙しそうに部屋に帰ってきて、


「あら、帰っちょったんね。 それかね、おなかがすいたでしょう。 何か食べるものはあったかねえ。」


。。。と言いそうで、


そして、そのあと祖父がゆっくりと部屋に入ってきて、


「よっしゃ、わしは飯の前に風呂入るぞ」とか、云ってそうで。


まだ、どこかに本当は生きているんじゃないかと思えてなりません。




それに、二人とも病床でなくなったというのに、


不思議と、元気だったころの祖父母の姿しか思い出せない。


「ご先祖様のおかげで今の私がいる。


私たちが今、生かされている理由はなにか。


ご先祖様が本当に喜んでくれるのは、彼らを超えることができること。」


。。。そうお坊さんが説いてくれたけれど、


まだまだ私は祖父母のすごさに到達することすらできていない。




でも、私がどんなにへまをしても、


どんなに落ち込んでいても、


祖父母はにこにこ笑顔で見てくれているようで、


「なんだ、なんだ、それくらい!もっとがんばらんにゃ!」と云ってくれているようで、


少しでも前に進めるよう、もう一度頑張りたいと思うのです。



友人もきっとつらい思いをしていることと思います。


でも、ご先祖様も、友人も、家族も、みなさん応援してくださっていますから、


頑張ってくださいね。



ってことで、今日のところはこの辺で。


また明日ね。しっぽフリフリ