ポンプトラブル...
前回、血糖値が300mg/dLまで上がって、何が起きたんだ!?という内容を投稿しました。
今回はこちら続きです。
朝、会社で朝ごはんに低糖質プロテインバーを食べてインスリンも計算通り打ったのに、血糖値が爆上がりしたわけなのですが…
補正インスリンを打っても下がらない…
なんなら、普段の3倍打ってるのに300mg/dLから下がらない
どんどん強くなっていく吐き気や、強い喉の乾きと戦いながら仕事をしていましたが、流石に限界が来てトイレへエスケープ
嘔吐はしませんでしたが、座り込んでしまうくらいにはボロボロ
一体何が起こっているんだ…とずっと考えていましたが、この時点で糖質5gに対してインスリンを10単位以上打っていたので、原因はプロテインバーじゃなくてポンプでなにかが起きているんだ…というところまでは考えられていました。
ただ、このまま闇雲に打っていても血糖値は下がらないから、ポンプの何が悪いのかまでは突き止めないと…
このとき思いついた可能性が、
- カニューレの閉塞
- 気泡トラブル
- インスリンのつまり
まず、1について。
カニューレは穿刺部に刺さっているプラスチック?シリコン?のような材質のものですが、ある程度の硬さはあれど、折れ曲がったりすることもあります。
曲がればポンプから流れるべきインスリンがつまるので高血糖になります。
でもこれに関しては、体に貼り付けている留置セットを剥がさないと確認ができません…
剥がしたら、新しい留置セットを貼り付けないとインスリンポンプを使えなくなります。
職場に留置セットを持ってきていなかったため、これは断念…
2に関しては、ポンプを留置セットから取り外して裏返せば確認できます。
インスリンの充填部位に気泡が溜まっていればそれを抜くことでインスリンが再度通るようになるかなと…
ただ、確認したところ、エアはありませんでした…
これがポンプの裏面。赤丸がインスリンの充填部位です。
残りの3に関しては、ポンプから留置セットまでのインスリンが通る経路につまりがあるのでは?という推測の元、ある機能を使って確かめてみました。
それが、「フラッシュ機能」。
これ、メドトロニックのポンプではなかったと思うのですが、メディセーフウィズでは、極微量のインスリンを手動で出せる機能があるんです。
使う場面は長風呂した後にポンプを再度つけるときとかですかね?
ポンプを一時停止して外している時間が長いと、ポンプからインスリンを出す針先が乾いて出にくくなることがあるそうです。
そういうときに使う機能らしい…
左がリモコン画面、右がポンプの針先。
ポンプを外した状態で、この送液というボタンを押すと、ポンプの針先(赤い丸の部分)からほんの少しのインスリンが出てくるのが確認できます。
ただ、この時、送液ボタンを押しても出なかったんです…
いつもなら1回押せば出るものが10回押してやっと出てきました…
原因を特定して、インスリンも出るようになったので、おそらくポンプも使えるようになったのでは!と思い、ここで再度補正インスリンを打ったところ血糖値が下がりました…!
なんとか解決できてよかった…
ちなみに、帰宅後すぐに留置セットも交換したのですが、カニューレはまっすぐでした。
ただ、その日の夜もインスリンの効きが悪く、予備のインスリンペンの期限が過ぎているという大失態も発覚したので、翌日受診をしてきました…
使わないからといってインスリンペンの期限チェックを怠るのは本当によろしくないですね…
使えなければ、こういう緊急時のために携帯している意味がありません…
大反省した2日間でした…

ちなみにポンプがつまった理由は分かりませんでした。
もしポンプの故障だったら怖いなと思い、退勤後にコールセンターに電話して相談をしたところ、翌朝テルモの営業さんに連携して下さって、直接確認して下さいました!
その結果、ポンプもリモコンも特に異常なしとのこと。
うーーーん…じゃあなんでつまりが起こったんだろう…
ちょっと怖さもありますが、100%大丈夫なものなんてこの世にはありませんから、これからも注意してみていきます。
それにしてもテルモさんの対応が丁寧すぎて驚きました。
まさか夜に電話して、次の日の朝に見ていただけるなんて思っていなかったんです。
フォローが丁寧すぎて感謝してもしきれません…!!
これからも大切に使っていくぞ…!
メディセーフウィズ…!
🍀1型糖尿病9歳発症
🍀インスリンポンプ使用
🍀フリースタイルリブレ使用
🍀HbA1c5~6%
🍀共働き夫婦