紗季です。
私たちは日常的に祈祷(呪術)に携わっているわけですが、一般の方々は一生のうちに一度あるかないかのことです。
また、私どものサイトを訪ねて相談メールを送るまでの行動の裏には、それまで自分自身で手を尽くした結果、もうどうにもならない、他に手段がない状態であることがうかがえます。
そうした状況に鑑みると、不安で不安でしょうがない状況で、顔も見たことのない祈祷師に宛てて相談メールを送るわけです。
文脈が理路整然としている方が珍しいと言えます。
たいていの方は、(失礼ながら?)話題があちこちに飛んでしまって本筋の捉えづらい内容になってしまっていますが、それに反比例するように、読み手(私たち)の心には大きく響くものを感じます。
逆に、それほど窮地に追い詰められていない方からの相談や、キレイに書こうと着飾った文章からは、あまり得られるものもありません。
とにかく、そうした、フツウに読めば「分かりづらい、何を言いたいのか…」という文章から、私たちはひしひしと心の訴えを受け取ることができます。うまい文章が書けないからと遠慮されてる方には、そういう心配はご無用とお伝えいたします。
そして、私なりに解釈し、1つずつ出来る限り丁寧に回答・説明させていただいております。
ご相談を寄せられる方は、不安で不安で仕方ないのです。その不安につけ込むようなことは、決して許されません。
不安が解消されるまで、相談メールのやり取りを重ねますが、中にはその途中で不安が解消され、祈祷のご依頼は無しにします、という方も居られます。それはそれで、良いのです。
薬を飲まなくても、寝たら治ったのと同じです。飲まずに済めばそれでよいのです。
ただし、早く薬を処方しなくてはならない「症状」もあります。そういった方々にはさらに、祈祷とはどういうものか、祈祷を実施した場合どういう結末に向かうのか、といったことを重ねてご説明いたします。
不安が解消されるまで、メールのやり取りを続けるのが私どもの方針です。
そしてまた、遠慮なく、依頼内容だけでなく不安なこと知りたいことなど、何でもご連絡いただければと思っております。