寝盗られ宗介終わりまして



少しずつ言葉に変えていけそうなので


休み休み、うん、こうやって文字を紡いでいこうと思います。

まず頭に浮かぶのは


身体はボロボロになっていくなか
回を重ねるごとに、
自然と力強くなっていくタップシーン。


その反動か、自分の足が自分のものじゃないようなそんな感覚がやってきたりして
それに打ち勝ってやるぜ!とゆう感じでした。

つい
おい!私の足!ファイトだぞ!って声かけたよね。もちろん一人でいる時にですけど。




なによりも言葉を発しない中でのタップでの会話は

きっと役のサキが人生の中で振り返った時に一番大きな意味を持つことになるシーンだと思います

あんなに、もがき苦しむなんて。ね。

なんて人間らしいんですか。


もがき苦しむことを回避して生きる人間よりも人間らしくて好きです




寝盗られ宗介は
いまも復興へと頑張っている東北へのエールも込められていますよね。


今回、初日があく前に
地元の熊本で地震が起き

正直、
不安や心配の中で幕を開けました。

演出の錦織さんもすぐに声をかけてくださり、

そして見に来て下さったお客様にも支えられ

しっかりと初日を迎え

そして大阪、福岡、名古屋、東京とやってきて

千秋楽を迎えることができました。


自分がここにいる意味
存在する意味を何度も考えた

そんな時間と共に寝盗られ宗介を過ごしました


いただいたお手紙を読むと、熊本のことを書いてくださる方が多く本当に励まされました。



ラストのハカに
物語の中の想い、宗介へのエール、東北へのエールももちろんですが
熊本へのエールもハカに込めてました。

込めすぎて
大胸筋が少し切れましたけど。笑

でも

そんな痛みも愛おしかったです。

その痛みが消えて欲しくないよ。


痛みが消えないように毎日一人でハカやって
大胸筋痛めつけ続けようかな。
なんて思ったくらい。



…怒られるので、それはやめておきます。




今回
演出の錦織さんを通して感じたつかこうへいさんの世界。

本当に良い作品でした。
たくさんの方々にご観劇いただけたこと感謝です。



劇中でもたくさんありますが、

シンプルだけどいろんな意味を持つ
言葉の力を
言葉の重みを
今回のつかこうへいさんの”寝盗られ宗介”で感じました。

だからこそ今回のカーテンコールでは
感謝の”ありがとうございました”の言葉のみにしました。

 

その言葉に尽きる。

感謝。
全ては感謝から始まる。

私の寝盗られ宗介は
その言葉で締めさせていただきました。

清々しかったです。


この言葉の重みを


自分自身が

しっかりと感じ


終えることができました。





寝盗られ宗介で再確認しました。

私を強くしてくれた気がします

 

見捨てない。


うん。

全ては愛。


信じろ。信じる。


愛を持って生きたいと思う自分に

エールをくれた寝盗られ宗介

それでいい。
間違ってないよってエールをくれた。


いつまでも心に残ります。


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感謝=愛



luv.