秋田は未だ新緑 | 辛坊正記ブログ-金融、経済、そして旅と人-

秋田は未だ新緑

盛岡駅からタクシーで90分、青森、岩手に接する秋田県の北東の市を講演で訪れました。銀行の皆様も会長様以下親睦会の皆様も、市長さんも町の幹部の方も、産業の発展や女性の活躍、若い人々の育成と誘致にホントに熱心です。心を洗われる素晴らしい緑に包まれた高速道路が開通して工場立地によさそうです。山ぶどうを配したぶどうのワインは美味しいし酒も良い。北限の桃をはじめ農業振興も盛んだけれど、産業構造は次第に変わって来ているとのことでした。

折角なので前乗りして盛岡駅前で車を借りて総走行距離209キロをドライブし、山道含め13356歩の小旅行。日本一深い水深249メートルの田沢湖と八幡平を訪れました。見返り峠展望台から八幡平山頂まで登ったけれど、雲に隠れて岩手山が見えません。そこここにまだ残る雪と、森林限界を思わせる風景、そして芽吹き始めた森の木と高山植物を楽しんでの帰り道、漸く姿を現してくれました。盛岡の市内を散策し、夜は「この一軒で岩手」を標榜する居酒屋さん。めかぶの冷ややっことお通しで地ビール、前沢牛の鬼瓦焼きと白金豚の餃子で南部美人の純米吟醸。目の前で突然さんさ踊りが始まりました。地方創生に皆様本当に一所懸命。東北は元気です。