皆様、おはようございます!
11月より新規取扱開始となった「阿部酒造」様!
いやいや、ものすごい反響を頂いております(^^)/
本日ご紹介は
6代目製造責任者・阿部裕太氏が2015年から立ち上げた「あべ」シリーズ!!
すべての酒を原酒とし、【米の旨味と酸味を感じられる設計】で醸しております☆
新潟県の奨励品種である「一本〆」米を使用した1本は「イエロー」!!
コンセプトの違いであべの色合いが変わる「カラーシリーズ」でございます(^^)/
新潟県は阿部酒造様より
「あべ イエロー 1号&2号」

■ご縁を活かした酒造り
「一本〆」という米は長岡市・吉澤藤兵衛さんに生産をお願いしております。
阿部さんと吉澤さんは酒造りの前からの交流があったそう。
阿部さんの前職時代からお世話になってきた方で、
「蔵に戻ったら一緒に仕事をしよう」と話していたご縁が、
実際に形になった特別な生産者さんでもあるんです!
吉澤さんに育てて頂いている「一本〆」は、
かつて新潟県の奨励品種として採用されていた酒米です。
この一本〆米は生産が非常に難しいこと、
市場の価格が低く、生産者泣かせの米の為、
年々栽培を続ける農家さんが減っている現状。
こうした背景から、
現在では県内で一本〆を継続して使っている蔵は極めて少ないようです。
がしかし、【阿部さんは市場の流れと逆行する取組をするタイプ(笑)】
上記の一本〆米を来期は増やそうと考えているんです!
とはいえ、上記のような背景から一本〆を育ててくれる農家さんが減っております。
≪だったら自社栽培しよう!≫
ということで、自社で一本〆を育てる取組を来年は実施します(^^)/
■あべイエロー 2アイテムについて
さて、「あべ イエロー」に話は戻りますが、
毎年タンク2本分だけの仕込みとなります。
この2本は異なる味わいを表現しているんです☆
≪タンク1号≫
これまでの一本〆のレシピを踏襲した、いわば王道の一本。
「梨」を思わせるような甘みと旨みを軸に、
酸は穏やかに。毎年造り続けている定番の味わいで
す。
試飲をしてみると
香りは穏やかながら、おりが絡むことで和梨やカルピスを想わせます!
発酵由来の炭酸ガスが溶け込み、瑞々しさを表現!
口当たり柔らかくシルキーな旨み、甘みを果実のような酸がバランスを取る1本!
瑞々しさと共にスムースな質感が非常に軽快で体に馴染みます!
□■ あべイエロー タンク1号 ■□
・価格 720ml 2,970円 (税込)
・原産地 新潟県
・原料米 一本〆
・精米歩合 60%
・アルコール度 13%
≪タンク2号≫
昨年に引き続き、一本〆の特徴と「酸」にフォーカスしたレシピを採用。
タンク1号とは似ているようで
、飲むとまったく違う表情を見せる、似て非なるお酒です(笑)と阿部氏!
こちらは白桃を想わせるほのかな甘やかさとオリが絡むことでクリーミーさを備えます!
発酵由来の炭酸ガスが溶け込み、
柑橘系の酸と共に味わいをリード!
おりがらみによるまろやかな質感と厚みのある旨み、甘みが心地よく広がります!
味わいにテンションを感じる充実度の高い1本!
□■ あべイエロー タンク2号 ■□
・価格 720ml 2,970円 (税込)
・原産地 新潟県
・原料米 一本〆
・精米歩合 60%
・アルコール度 12%
どちらも共通するのが、
原酒でありながらアルコール度13%以下の低アルコール!
にもかかわらず、しっかりと味わいを引き出した大注目の1本です(^^)/

