酒と肴の日々 -384ページ目

映画「グラン・トリノ」を観た。

ちまたはゴールデンウイーク。ミーもゴールデンウイーク。妻は仕事。独身だよ独身。楽しまなきゃ。

というわけで、朝イチで稲沢のユナイテッドシネマ に行って映画を観てきた。今日はうちの姉の誕生日なので、お祝いでこの辺の映画館は通常1800円のところを1000円で映画を見せてくれるんですよ。

観たのは「グラン・トリノ 」。世の評価は押しなべて高いようで、自分が今まで観た中で一番好きな映画であるクリント・イーストウッドの「許されざる者 」に比べてどうなんらろうねと思い、期待が高まる中での鑑賞だった。

自分の感想は、よかったけど「許されざる者」の方がよかったかな という感じ。なんか、細かいことはグダグダ書く気にならん。よかったス ホント。

硫黄島からの手紙 」を見たときも「ミリオンダラーベイビー 」を観たときも思ったんだよね。「許されざる者」のがよかったかな、って。同じ監督だから比べるんだよね。

それにしてもクリント・イーストウッド監督の映画をみていつも思うのは、

・ゆったりとしたテンポで話が始まり、中盤まではそのゆったり感で話が進んでいく。
・けれんみのないユーモアがちりばめられる。
・重厚感がある。
・安定感がある。

という感じで、まああたしゃ映画評論家でも映画製作に携わる者でもなんでもないけど、映画の王道を行ってる感じがするんだよね。もうずい分いい年らしいけど、もっともっといい映画を作って楽しませてほしいと思う。

ときに、「スー」という名の女の子の役の女優がなかなか可愛らしかった。ネットで調べたらアーニー・ハー(Ahney Her )っていう女優だそうで、この映画のオーディションに合格して、初めて映画に出たんらそうな。いかにもアジア系の顔立ちで、ちょっとこう肉付きがいい感じがええじゃないか。今後活躍するかどうかは分からんね。

ところで、今日の映画鑑賞で一番残念だったのは、観てる最中からどんどん尿意が増していって、クライマックスの頃にはかなり映画への集中力が低まっていたこと。まったくもってガックリ不覚だった。尿意にさいなまされなかったら、映画がもっと楽しめたでしょうに。ペプシネックスを飲んだのがいかんかったか。


■■ お知らせ ■■


2009年5月1日に稲沢ユナイテッドシネマで朝9:15からの「グラン・トリノ」を観た方へ。

エンドロールが始まってから、いかにも映画が退屈だったことをアピールするかのように最初に席を立った男性、それがアタクシです。

映画がつまらなかったわけではございません。本当におしっこタンクが破裂寸前だったのです。映画はとてもよかったです。

みなさんと一緒に、エンドロールを見ながら映画の余韻を味わいたかったです。

みなさん今度は何を観ますか?アタクシは「剱岳」を観たいです。すっげえプロモーションしてましたよね。またいつかの1の日にお会いしましょう。