凱旋門賞
今年の凱旋門賞は抜けた馬が見当たらない混戦模様です。
日本からは3歳牡馬のシンエンペラーが出走します。
シンエンペラーが過去に出走してきた日本馬と違うところはフランス産馬ということです。
血統的に見ればサンデーやミスプロといった日本で走るスピード血統ではなく、デインヒル、サドラーなどパワー型の欧州血統が固まっています。
毎年、馬場適性の違いに苦しめられてきた日本馬ですが、凱旋門賞に必要なダンチヒとサドラーの両方を持つシンエンペラーはむしろ強烈に適性を発揮できるはずです。
前走、アイリッシュチャンピオンSでは周りを包まれて直線で馬が抜け出せず最後に外から回して3着でしたが、伸びていたのはシンエンペラーでした。
うまく立ち回ればチャンスがありそうな走りでした。
現在ブックメーカーのオッズでは〇シンエンペラーが2番人気に推されています。
坂井瑠星騎手が百戦錬磨の現地の騎手に対してどこまでやれるのか、応援しましょう。
そして、凱旋門賞は3歳馬にハンデのアドバンテージがあります。
4歳以上の牡馬が59.5キロ、牝馬58キロに対して3歳牡馬56キロ、牝馬55キロのハンデ差があります。
凱旋門賞で3歳馬が人気になるのはハンデの影響がありますが、3歳馬が勝ったのは過去10年で3回だけです。やっぱり凱旋門賞は難しいですね。
ブックメーカーの1番人気はフランスダービー馬△ルックドゥヴェガです。
去年の勝ち馬もフランスダービー馬でしたからこの馬は押さえます。
本命は4歳馬◎ブルーストッキング、今年のヴェルメイユ賞の勝ち馬でキングジョージ2着の馬です。
この馬はヴェルメイユ賞では先行して直線で早め先頭から最後迫られながらそのまま押し切りました。キングジョージでは後ろから追い込み2着でした。
自在性が高くどんな競馬でもできます。
単穴はそのブルーストッキングを追い詰めたのが0秒1差2着の3歳馬▲アバンチュールです。
あわや差しかけたのですが惜しい2着でした。
4歳牡馬、前年の凱旋門賞5着△コンティニュアスはリピーターが活躍するこのレースでは一発もあります。
アイルランドダービー勝ち馬△ロスアンゼルスはムーアが騎乗すれば負けなしです。
前走アイリッシュチャンピオンS4着の騎手から乗り替わりで本気モードでしょう。
さて最後に穴馬ですが、去年11着のドイツ馬△ファンタスティックムーンを入れておきます。
アンドレファーブル厩舎の3頭とどうするか悩みましたが、こわいドイツのリピーターの激走に今年はかけてみます。
◎ブルーストッキング
〇シンエンペラー
▲アバンチュール
△コンティニュアス
△ルックドゥヴェガ
△ロスアンゼルス
△ファンタスティックムーン
3連複7頭BOX35点
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