京都の「松井酒造」さんにお伺いしました。

 

 

3度目なのですが、

何度伺っても新しい発見がありますね。

 

 

300年の歴史の松井酒造さんは、

 

京都市左京区にある、京都で一番小さな酒蔵です。

 

どのくらい小さいかというと、

 

なんと

 

なんと

 

なんと!

 

 

マンションの一階が蔵なんです。

 

 

正確に言うと、

あるマンションの一階に、

蔵とショップと有料試飲スペースがあります。

 

 

 

日本酒だけじゃなく、ジンやウォッカも作っておられるのですから、

超~コンパクト設計!

 

えっ!!!!

 

そんなの、聞いたことないわ!

 

って思うでしょう?

 

松井酒造さんの他に、

ここまで超コンパクト設計なお蔵ってあるのかしら?

 

 

 

 

 

今回、一番心に残ったのが

 

冒頭の

 

「本を読むように、ストーリーも楽しんでほしい」

 

でした。

 

 

何のストーリーか、についてはお話しされていなくて、

 

「ん、なんだろう?」と、ちょっと思ったのですが、

 

ここはあえて聞かないことにしました。

 

だって「余白」の部分だから。

 

 

松井酒造さんの歴史というストーリーかもしれないし、

 

このお酒に込められた思いというストーリーかもしれない、

 

今日一日というストーリーかもしれない。

 

 

 

お酒から何かを感じることもあれば、

お酒を飲みながら何かを感じることもある。

 

どっちだってよいじゃないか、とそのとき思ったのです。

 

 

 

無感動、無感覚であたりまえのように飲むのではなく、

その一口によって、何かを思い出し、心が動き、疲れを癒し、明日への勇気になる。

「そんなお酒を、私たちは作ってるのですよ」

 

というメッセージに、私には聞こえました。

 

 

昔のお酒と今のお酒は、

味わいはまったく違うと思います。

 

技術が違うから、味わいは今のほうがもちろん美味しいでしょう。

 

 

でも、昔も今も、

人はお酒に癒され、

勇気としていた。

 

大切な私たちのパートナーであることは変わらないのです。

 

酒蔵さんは、大切な大切なパートナーを造ってくれている、

あらためて、ありがとうございます。

 

 

酒蔵見学は「楽しい」のですが、

日本酒の基礎的な知識を持たないでいくと、

「なんか楽しかったけど、何が楽しかったんだろう?」

って感じたこと、ありませんか?

 

それは、「受け取る器」が小さいから。

 

幼稚園生が「国宝」を見てもわからないのと同じです。

 

日本酒の基礎的な知識を勉強してからいくと、

蔵人さんの言葉がもっともっと理解できるし、

酒造りのリアル、酒蔵さんのリアルな思想も、もっと受け止められるようになりますよ。