買い占めの算数とマスクの話

 

1 必要な量が増えている場合

・トイレットペーパーなど

   急激に使用する人数が増えて、その分トイレットペーパーが必要

・食品

   急激に食べる量が増えて、その分食品が必要

 

 必要とする量が増えない限り、多く買う必要はありませんね。

 

 チェック→ あなたの家では必要とする量が増えていますか?

 

2 個々の家庭でなく、社会全体で必要とする量が増えている場合

 

  人口が急激に増えたり(使用する人、食べる人が増える)、逆に生産が急激に減少したりすれば、ストックしておく必要がありますが...。

 

 チェック→ 社会全体で、使用量が増えていますか? 生産量が激減していますか?

 

使用する人が増えているわけでもない。生産量が減少しているわけでもない。

それじゃ、買い急ぎや買い占めする必要が全然ありませんね。

 

簡単な算数です。

買いだめする人はもう一度、小学生でもわかる算数をしてみてください。

 

3 マスクはなぜ売り切れているのか?

  上の算数から簡単に答えが出ますね。

  普段、マスクなどしない人が多いのに、新型コロナウイルスが流行しだしたとたんにマスクをしなければ、という人が多くなったからです。

  でも、市販されているマスクには、感染した人がウイルスを周囲に広げない効果はありますが、ウイルスに感染するのを予防する効果はありません。

  マスクにウイルスが着くような状況であれば、間違いなくあなたはウイルスを吸い込んでいます。

  ウイルスが飛び交っているような状況、そう3密を避けることが感染しない一番の方法なのです。君子危うきに近寄らず、これこそが感染症予防の大原則です。

   3密を避ける    ・人の密度が濃い

              ・密閉空間で換気が悪い

              ・近距離での会話

   蛇足ですが、マスクは、濡れてしまったり、汚れていない限り、日光消毒すれば再使用できます。紫外線消毒です。

  ウイルスが着いていたらどうするのだ?

  先ほども言ったとおり、マスクにウイルスが着いているようならば、間違いなくあなたはウイルスを吸い込んでいます。呼吸をしていれば、陰圧室と同じで、吸い込んでいるのですから。マスクの横から、マスクの目を通って、ウイルスは必ずあなたの身体に入っています。マスクで感染予防をするのではなく、君子危うきに近寄らずで予防してください。

      マスクは、

・感染している人がウイルスを広げないために使用する。

   ・公共の場などでは周囲の人を不安がらせないようエチケットとして使用する。

  

マスクを買い占めると、マスクが本当に必要な医療現場で不足してしまいます。そして、買い占めてそれを高額転売する人たちが大喜びします。

算数ができない人、科学的に対応できない人は、より一層社会を不安にしたり、医療危機を招く手伝いをしていることになります。