酒気帯び運転は、アメリカではDUI (Driving under influence)と呼ばれ、アルコールやマリファナなどの薬物の影響下で、車を運転した場合を指す。


カリフォルニア州の場合、血中のアルコール濃度0.08%を超えるとDUI違反となり(ビールなら小瓶2本、日本酒ならグラス2杯程度)、1500ドルから2000ドルの罰金、3年間の保護観察に加え、3か月から半年間の矯正プログラム参加とプログラム終了まで自動車免許停止という厳しい罰則が科せられる。


僕も、30年近く前に一度DUI違反で捕まったことがある。違反後、入っていた自動車保険を一方的に解約され、大手の保険に加入できなくなり、その後数年間は高リスク者向けの高額な保険に入らなければならなかった。矯正プログラムにも1000ドル近くかかり、すべての出費を合わせると、2万ドル(約300万円)ほどかかったのではないか。


矯正プログラムについては、後日改めて紹介したいが、プログラムの一環として参加が義務付けられている「飲酒運転で家族を失った母親グループ」の集会に出たときの気まずさは忘れられない。


最近ワークライフバランスが注目されるが、飲酒のささやかな効果と大きな弊害のバランスもしっかりと考えていかなくてはならない。


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