高級グロッサリーチェーン「Whole Foods」(本社:テキサス州オースティン)が発表した2023年ニュートレンドによると、注目されている商品の6番目に「昆布」がランク入りしている。




アメリカ の スーパー に 「みりん」が並ぶようになって10年近く経つが、最近はポン酢や柚子胡椒、日本のマヨネーズなどもよく見るようになってきた。日本食に慣れ、アメリカ人の味覚の幅が広がってきたのだろう。


日本酒の世界でいえば、かつては梅酒とにごり酒ぐらいしかチョイスがなかった。最近ではチョコレート、ストロベリー、抹茶、ゆず、ライチなどのフレーバーにごり、季節限定酒やオーガニック酒、日本酒を使った酒カクテルの新レシピが次々と創作されている。ガリやわさび、大葉など、寿司素材を使ったカクテルもある。


同時に、バーベキューソースやハラペーニョなどを使ったクロスカルチャーの巻き寿司もある。


アメリカ人の味覚のフロンティアが拡大するということは、日本の新しい食材、まだ紹介されていない酒などにもチャンスがあるということだ。


理想は、一人ひとりの消費者が欲しがる商品を日本から即日配達できる国際流通システムだろう。それが叶う時期をにらみ、戦略的なマーケティングを準備する段階にきているのではないか。


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