鍋島 純米吟醸生酒 隠し酒 23BY (通称:裏鍋島) | 酒呑太郎の日本酒呑んだくれの日々

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【名 前】 鍋島 純米吟醸生酒 隠し酒

【読 み】 うらなべしま
【産 地】 佐賀県鹿島市

【酒 蔵】 富久千代酒造
【製 造】 23BY
【お 米】 山田錦

【精 米】 50%

【酵 母】 ―
【酒 度】 ―
【酸 度】 ―
【度 数】 16度



大正末期創業の富久千代酒造さんが1998年に産み出したのが、現在蔵を代表する銘柄であり、人気も全国区の「鍋島」。


今回ご紹介の一本は、鍋島の中でもレア度が高い?と思われる鍋島の隠し酒、通称「裏鍋島」です (^。^


上のご覧の通り、ラベル文字がひっくり返っております (ノ´▽`)ノ


純吟山田50%の荒走りと責めの部分(大雑把に言うと、最初と最後のことです)をブレンドしたスペックだそうです ( ´艸`)


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やや黄緑がかった色合いですね~ (´0ノ`*)


グラスに注ぐと、甘い上立ち香が感じられます。


口当たりも香り同様、第一印象は甘く滑らか。


バニラっぽいとでも表現しましょうか・・・。


“旨い”というより、“甘い”と言ったほうがしっくりきます (^~^)


また同時に、甘さの裏に隠れたビター感もあり、全体の印象としては、「甘苦くて押しが強い一本」です (^ε^)


バランス系(だと勝手に思っている)の鍋島シリーズの中では、異色の味わいかもしれません。


開栓初日~3日目あたりは、広めの酒器のほうが滑らかな酒質を堪能できますが、開栓4・5日経つと味がダレてきましたので、細身の酒器で甘さを拾ってあげたほうが美味しく飲めました。


出来れば一週間程度で飲み切りたいお酒ですね。


酸に欠ける&甘苦いので、個人的には飲み飽きしやすいとは思いましたが、「こんな鍋島もあるのか」と勉強になりましたし、なにより、2000円台中盤というハイCPには素直に驚きました (ノ゚ο゚)ノ



【酒器】

光彩 つる付き片口注器&ぐいのみ


牛モモの塩焼き 青じそポン酢ダレで~




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