月面基地開拓史 -8ページ目

ギャラガ大百科『ナムコミュージアム(GBA版)』編

初代ゲームボーイ時代に出ていた『ギャラガ&ギャラクシアン』は基本モノクロ(superGBで遊ぶとカラー化する)

で、システム面&キャラの挙動ともにアーケード版の移殖とは呼びづらい内容であった。

 

ゲームボーイアドバンスになってようやくそれらしいモノが出来、『ナムコミュージアム』の看板しょって2001年に登場。開発はmass mediaというアメリカの会社。

ほぼ同じタイミング&同じ会社でニンテンドー64版とドリームキャスト版も開発されているのだがこれらは何故か北米に限ってのリリース。日本を含むワールドワイド向けには、このGBA版しかリリースされていない。

それでもやはり解像度の関係で、画面レイアウトは横に蹴とばした方式。

キャラクターや表示フォントのドットも簡略化するなど苦労が見える。

荒いドットで頑張って namcoロゴを表現してる ( ^ω^ )

見た目とは裏腹にプレイ時の感触は思った以上にアーケード版を再現している。

ただし、難易度がRANK Bに固定されているため、10面開始時に敵が攻撃してくる!!

オプション画面で変更できるのは自機数2~5機とボーナスエクステンド。

エクステンドはアーケード版より設定できるバリエーションが減っていて、2万/6万/None、3万/8万/Noneといった2回こっきりの設定が省略されていて、基本的にevery設定のみに見える・・・。

というのも画面のRESTの意味がいまいちわからないのだ。

このようにマニュアル上では【2度目の1UP】と説明されているけど、実際140000点でも3度目の1UPをすることが確認でき、every設定であることが判明した。

 

そのくせ何故かアーケード版には無い「1st 30000/80000毎」の組み合わせがあったりする・・・。

取り敢えず集中してプレイしてみたが、ハイスコアはこんなもん。

ここでオドロキの事実。BEST5に入ってもイニシャル入力画面が無いのだ!!

それどころか、ハイスコアのバックアップセーブ機能も無い!!潔い!!潔すぎる!

(※現在、WiiU上のバーチャルコンソールで提供されてるバージョンではハイスコアは保存されるように改善されているらしい。)

簡単な攻略ヒントも読める。つうかホントに簡単で、ギャラガプレイヤーとしては常識の範疇だな。

 

『ギャラガ』以外には『ギャラクシアン』『ディグダグ』『ポールポジション』、そして『ミズ・パックマン』が収録されている。『ミズ・パックマン』が入っているのに『パックマン』が入っていないのはどういう訳だ・・・?

 

『パックマン』が遊びたい奴は約1ケ月後にリリースされた『パックマンコレクション』を買えという商魂のたくましさというワケね!(※ 容量に余裕があるおかげなのかN64版とDC版には『パックマン』も収録されているのだった。)

 

『ナムコミュージアム』も『パックマンコレクション』もGBA版を遊ぶなら、実機ではNintendoDSでも遊べるし、前述したWiiU上で動くバーチャルコンソール版でも動く。あ、あとレトロフリークという手もあるな。

頭文字D ARCADE STAGE Ver.3 筐体:SEGA 2004年製

ヤフオクにて2015年5月に購入。1回競り負けて諦めたのだが、最高額落札者がキャンセルしたらしく次点の俺っちが逆転落札。引き取り限定だったが、出品者が同じ市内だったので、特別に実費で配送してもらうことができた。

カードリーダーが故障しているためレースで得たポイントをセーブできず、クルマのカスタマイズができないため、頭文字Dのゲームとしての魅力は半分以下の状態。(だからこそのジャンク価格で入手できたわけだ。)

正直言って、入手時のお目当ては内部のマザーボードのNAOMI2だった。NAOMI2を既存のブラストシティ筐体で動かして、ハンドル筐体の方はXbox(初代)を内蔵させて、OUTRUN2専用筐体にしてしまおうという目論みだったのだ。

アップライト筐体:SEGAブラストシティ 1996年製


ヤフオクにて、2014年5月に購入。先のNewアストロシティとは違ってこちらは純然たるアーケード筐体のままの状態で、MVS(=ネオジオ)マザーボードに「メタルスラッグ4」のカートリッジ付であった。購入動機は、PC&XBOX360用として改造完了したNewアストロと縦画面と横画面でそれぞれ使い分けたいというものであった。この時代の筐体になるとJVS対応なので、モニタのコネクタもD-sub15ピンで切替器の設置が楽チンだ。

               

ガタイはデカイが、要するに「31Khzモニタ」と「USB接続のジョイスティック」として機能しており、並べて設置してあるNewアストロシティ筐体と出力先を切替えて使う仕様となっている。内部のアクセスはコネクタ類の抜き差しで変更可能にしてあるので、少しの手間で元のブラストシティ筐体として、アーケード基板の運用も可能である。

アップライト筐体:TECMOニューアストロシティ 1995年製


2013年4月にヤフオクにて購入。見た目は、セガからのライセンスを受けてテクモが製作したNewアストロシティなのだが、中身はいわゆるエミュ筐体であり、本来15KHz&24KHz共用であるハズのモニタは31KHzに交換され、コントロールパネルはUSBジョイスティックとして動くように制御基板経由で接続されていた。要するにJAMMA系のアーケード部分は既にオミットされており、中身はWindowsVISTAが乗っかったPCなのであった。しかもそのPC部分はまさかのベニヤ合板にマザーボードとHDDとATX電源が直留めされているという超豪快仕様だった。

PCだけでなくXBOX360も兼用できるように(むしろそっちをメインに目論んで)改造し、市販のジョイステックでPCとXBOX(とPS3も!)に対応している「アーケードMAX」を2台分解して、基板を移殖した。PCは以前に組んだキューブ型(WindowsXP)のものにし、筐体内部に金属棚を設置し、XBOX360と共に納めた。USB切替器とモニタ切替器と音声切替器を設置し、PCとXBOX360のいずれかの入力を選択する仕様とした。

元々入っていたマザーボード類は、安いケースを買って別のデスクトップPCとして、1台でっち上げたが、それは別の話。


現状では、さらに後から購入したブラストシティ筐体と出力先の切替えを行えるように内部機器類を増設してあるので、さらにゴチャゴチャしている。

ネットで仕入れた情報によると、テクモ製のNEWアストロシティは、本家のSEGA製のそれと細部が異なっていて、ゲームセンターのオペレータには評判はよくなかったらしい。ま、今となっては検証の仕様がないけども・・・。

ミニアップライト筐体:カシオゲーム 1986年製(推定)


通称:駄菓子屋オレンジ筐体。2008年7月にヤフオクで落札購入。買ったときの状態で手付かずのまま放置していたが、2014年4月にXBOX(初代)とオーディオアンプを内蔵させて復活させた。元々JAMMAハーネス仕様になっていたので、Ultimarc製「J-PAC」とそのオプションの「XBOXのコントローラ信号とRGB信号を取り出すアダプタ」を介している。XBOXは当初筐体内に納めるつもりだったが、微妙にデカいために屋根の上というロケーションになってしまった。もっぱら「ナムコミュージアム(北米版)」専用筐体と化しているが、XBOX自体改造済みなので各種エミュも動く(ハズ)。


内部はこのとおり、XBOX筐体としたことで、スイッチング電源は不要となったのでいたってシンプルな構成となっている。外した電源はテーブル筐体の復活用に使用した。