ポルトガルにはたくさんの酒のつまみになりそうな食べ物がある。しかし、つまみとして出す店は非常に少ない。 あっても、腹いっぱいになるほどの量で、出される。ペティスコスというつまみにあたる言葉もあるが、レストランやタスカと呼ばれる居酒屋でもふつうのしょくじにひってきする量でだされる。

 一人で飲む人間が少ないせいと、もともと貧しい国、ガツンとたくさん出すのがいいサービスという考えなんだろう。


 よって、独り者の私は、おのずとつまみから遠のく・・・髙いし、そんなに同じものを食いたくない。 すきっ腹でワインだけ飲む。こんなことが胃にいいわけない。


 日本みたいな居酒屋はしごなんてことは、一人ではできない。もっと稼ぐか、たぶん常連になったら、そんなこともできるのかもしれないが、貧乏外人にはむずかしい。


 価格の差も足を引っ張る。スーパーでキロ3ユーロ弱の豚肉を、レストランで300g食べて5ユーロ。調理の仕方にもよるが、家で食べるのと、レストランで食べる違いが大きい。日本みたいに安いフランチャイズチェーンなんてものはないに等しい。


 結局、自分で作らざるおえない。まだこちらの食べ物ののレシピがよくわからないのと、家ではあまり凝ったものが作れないので、いやめんどくさいので、簡単に


          さすらいの稽古人  

こちらでもよく食べられて手に入りやすい砂肝使って、和風にアレンジ。



          さすらいの稽古人

野菜中心に、チャンプルー風に、




          さすらいの稽古人

コラボレーション、アスパラと生ハムの串焼き。こちらでは生ハム多少高いですが普通の食材なんで・・・



このように工夫する毎日であります。