確か去年の秋から始まった形意拳の稽古。もう1年がたつが、まだすべての型を教わりきっていない。少しずつ、週に小さい型ならひとつ、大きな型なら10動作。


第一段階 「金、木、水、火、土」の5大要素の型。


第二段階 5大要素を融合した少し長めの型。


第三段階 対人で行う空手で言う3本組み手のような型。


第四段階 「龍、虎、猿、馬、鰐、鶏、鷹、燕、蛇、鶴、熊、鷲」(ポルトガル語から訳しているので中国語のオリジナルとは多少違うかも知れません)12の動物の型、実際は最後の熊と鷲は二つで一つの型なので、11型。


現在、第五段階突入、、、12の動物を融合された大きな型。まだ40動作。


 もともと太極拳のクラスなので、私ともう一人以外は武道的なベースをもっていない人たちばかり。中国医療の学校で習ってる連中が形意拳の気功部分をかじって、師匠WU XYANに直訴したのがきっかけなのだが、まさにマーシャルアーツな形意拳をやろうって言うのが無理な気がしていた。しかし、確かに若いバリバリの稽古人のようにはいかないが、最近だんだんそれなりに動けるようになってきた。

お互いに


「そこは火じゃない!木が二つ!!」とか、、、


「最初は鷹で進んで、二回目は燕!!」とか、、、


傍から聞いてると何の会話じゃ?でしょうが、それだけ第一第二段階の基本動作が身についているということなんでしょう。


 今やっている形意拳はSung Lu Tang(すみません漢字がわからなくて)派のものです。しかしこれだけシステマティックにできているのはすごい。初期段階できちんと気の発し方を学び徐々にそれらを組み合わせていく。

 まだ第6段階があるとか、、、今年中に終わるのだろうか?