コクリコ坂から1963年横浜。コクリコ荘で暮らす海は、毎日もう帰ることない船乗りの父に信号旗をあげていた。返礼をあげている船があることも知らずに。ある日、新聞部の俊と知り合った海。お互い惹かれ合うが出生の秘密を知ってしまい…。昭和の優しさの中に強く生きる凛とした海が印象的。路面電車で別れ際に俊に言うセリフが泣けてくる。2年後くらいが見てみたい。☆☆☆☆