1度はご当地ラーメン、最近は“地域”縛りではなく単に気になったラーメンをピンポイントでのズバ歩きをしている。今回は京都の老舗、早朝“朝ラー”から行列のできる京都は第一旭(ダイイチアサヒ)のラーメン。

 

 

 

 

 

 

っと、その前に影の声Mが“ご当地ラー㉘の香川県・はまんどの讃岐ラーメン”に興味があるということで再度取り寄せ、第一旭の前にズバったが、前回“このスープには豚骨、鶏ガラ、様々な節系が使われているようだが、そのどれもが突出せずバランスを重視した和風出汁を思わせる”と書いたのとは違い、魚介節系の味わいが全体を制覇しているかなぁと……

 

 

 

 

 

 

やはりラーメンは最低3回はズバらないとスタートラインにすらつけないジャンル。

 

 

 

 

 

 

そんな感じの讃岐ラーメンを少しだけ味見したのち作ったのは第一旭のラーメン、私の経験値が一番少ない醤油ラーメン、中華そばだ。

 

 

 

 

 

 

京都伏見の醤油を使ったカエシに丸鶏を白濁しないように抽出した白湯スープを注ぎ入れ、鶏油きらめく澄んだ仕様。スープを一口含むとドスンと広がる醤油のコクと油の香ばしさ……あぁ~これが醤油ラーメン、中華そば、旨いなぁ。

 

 

 

 

 

 

麺は茹で時間、1分半から2分となっており、茹でる前の段階では結構な細麺に映っていたが、仕上げてみると口当たり固めの中細といったところでコックリとしたスープに凄く合っていて私は好きだ。

 

 

 

 

 

 

チャーシューもチャーシューのためではなく、スープのために仕込まれた感じ、少しでもラーメンを贅沢に見せるためのアイテム、私的に豪華すぎない、突出していないところが凄く良い。

 

 

 

 

 

 

醤油ラーメン、中華そば、幼いころから馴染んでいたら、豚骨ではなくこれが“普通”になっていたに違いなく、食文化って人の舌の性質を育んでいる……今回も宅麺.comから取り寄せたが実はこの第一旭は店舗で生を通販しているらしく、作りやすさを考えるとそちらも試してみるつもり。しばらくは醤油系の旅が続きそうだ。