中学3年2学期の覚えたい言葉 | 早期晩年に想う

中学3年2学期の覚えたい言葉

「春望」


杜甫



国破れて山河在り

城春にして草木深し

時に感じては花にも涙を濺(そそ)ぎ

別れを恨んでは鳥にも心を驚かす

烽火 三月に連なり

家書 万金に抵(あた)る

白頭 掻けば更に短く

渾(すべ)て簪(かんざし)に勝(た)えざらんと欲す


国破山河在

城春草木深

感時花濺涙

恨別鳥驚心

烽火連三月

家書抵万金

白頭掻更短

渾欲不勝簪


  杜甫が長安で安録山の反乱軍に軟禁されていた時に詠まれたもの。


 国は破れても山河はそのま残る、花は涙を流し、家族の別れに鳥も悲しむ、花は涙を流して、戦争は終わりそうにないし、家族の安否がわからなければ、髪がなくなるほど心配だ。


  実に家族思いである。


 希望喪失二極化社会になって久しい、昨晩もNHKで現代の貧困のドキュメントを見ていた。

 ひょっとして、戦争の種類は違えども、おやじは、四面楚歌の環境ではみな同じ心境ではなかろうか?