中学3年1学期の覚えたい言葉
陶淵明
「飲酒」
菊を采(と)る東籬(とうり)の下(もと)
悠然として南山を見る
山気(さんき) 日夕(にっせき)に佳(よ)く
飛鳥(ひちょう) 相 与(とも)に還(かへ)る
此の中に真意あり
弁ぜんと欲すれば 已(すで)に言を忘る
采菊東籬下
悠然見南山
山氣日夕佳
飛鳥相與還
此中有眞意
欲辨已忘言
東の垣根に咲く菊の花を採りながら
ゆったりと時を過ごしている
ふと遥かな南方の山(廬山)を眺めると
夕暮れの 霞たなびく様が美しく
鳥が連れ立って 塒(ねぐら)へと帰ってゆく
この何気ない情景の中にこそ
言葉で言うには及ばぬ、人生の真の姿があるようだ
今の私にはまだ到底この心境になれない、このあせりは何であろう。